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2026-06-19

65歳以上の歩みの最新動向にふれる

最近目にとまった情報をスライド化した3枚。

1枚目)65〜69歳の就業率は、5割を上回っている

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ここ数年で「60歳定年」から「65歳定年」に塗り変わった感はあったけれども、そこ超えて60代後半の就業率も、すっかり5割を上回ってるんですねぇ。70代前半も36%。

2枚目)65歳以上の一人暮らしが増え、男性15.0%、女性22.1%

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約10年後には、65歳以上の一人暮らし世帯が1千万に迫る勢い。「65歳以上の一人暮らし世帯向けサービス」は、お客さん増えそう。そこのビジネスを狙う人には、薄利多売系で考案願いたい。

3枚目)頼れる人に「友人」「近所の人」を挙げる人は1割程度

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4カ国の65歳以上に調査したところ、「同居の家族以外に頼れる人」で「友人」「近所の人」と回答した割合が、日本は一番低かった。どちらもドイツは5割を超える。みんな、老後は助け合い、共助だ。50代のうちから共助していきたい。

眺めながらそんなことを思ったという3枚共有。


出典は、いずれも内閣府の資料(2026年6月12日)。

2026-06-15

「外発的動機づけより内発的動機づけが強い」わけでもない話

モチベーションは「外発的動機づけより内発的動機づけのほうが望ましい」という見方は、ふわっと巷になだれ込んでいる気がするので、「そうとも限りまへんで」という小話は、小耳に挟んでおいて損はないかも。ということでプチプチスライド共有。

1枚目)モチベーション(動機づけ)って、「内発的」と「外発的」に分けられて、「内発的動機づけのほうが強い」って印象あるかもしれないけれど。

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2枚目)最近は見方がアップデートされているみたい。「自律性の程度で4段階分け」してみるって話。活動が「それ自体目的」か「目的達成の手段」かに関わらず、本人が自律的にその活動に取り組んでいるかの程度で、モチベーションの高低差がつくんだと。

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3枚目)え、じゃあレベル3(同一化的調整)は、「自律性高く、活動に積極的」だけど「外発的動機づけ」に該当するってわけで、「外発的動機づけにも良し悪しある、一括りで甲乙つけられない」って話になる。

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もっと言えば、内発的動機づけに該当するレベル4(内的調整)の人は、その活動が自己目的化しているので、継続的な努力を予測できない。ある日興味が失せたら終わりだし、あさっての方向に向かって帰ってこないかもしれないコントロール利かなさが弱点。

対してレベル3(同一化的調整)のほうは、あくまで目的のための手段で活動しているので、明確な目標を設定して、適切な方略を使い、適宜モニタリングして、やり方を軌道修正するアプローチが期待できる。目的達成のための継続的な努力・達成予測がしやすい。

ということだと、レベル3最強説ともなって、外発的動機づけはいよいよバカにできない。

ある時知った「それっぽい概念ワード」で、状況を見立てて分類して、優劣の価値づけをして、そのものの見方が固定化しちゃうと、足元すくわれることがいくらでもあるご時世。皆で声かけあって、注意喚起と労りあいを大事にアップデートしていきたい。

*小塩真司「非認知能力の発達 生涯にわたる変化と影響」(北大路書房)を参考にスライド作成

2026-06-14

「働く時間」と「のんびりする時間」は対称的か?

電通報の調査レポート記事「人生100年時代の捉え方で、消費行動はどう変わる?」* では、冒頭で回答者を「人生100年時代とはつまり、」と前置いて、2つの回答者集団に分けている。

【A】働く時間が長くなると言うことだ
【B】のんびりする時間が長くなると言うことだ

Worktimeorrelaxationtime

これがたいそう手荒く恣意的に感じられて、先に進めなくなってしまった。一手目の足場組みで踏み外しちゃうと、その先への拒否反応がすごくて全然頭に入ってこなくなるものだなぁと思った。

どう調査対象者を分類して展開するか、いわば調査の屋台骨で、「働く時間」に対して「のんびり時間」を対置して二分されちゃうと、いやさぁ...となる。

堅真面目に区分するなら、「働く時間」の逆は「余暇時間」とでも表現しようか。その「余暇時間」をどう過ごすかは、必ずしも「のんびり」過ごすことには当たらない。というのは、3秒考えればわかることで、「えー、気づかなかったー」なんてことはなかろう。それをさも、2つで大別できるかのように、しれっと枠組みしているやり方に疑問符がとれない。

「どちらとも言えない」の選択肢もないから、「のんびり時間は違うなぁ」と思った人は消去法的に「どちらかというとAに近い」働く時間のほうへ傾くのではないか、だから4割強で最多になっているのじゃないか。

それを足場にして、その後の調査分析を展開されても、どうも腑に落ちない。

眉間に皺を寄せてみている私のほうが、偏狭にはまっている可能性も大いにあるわけだが、最近こんなふうに街場の言葉の採用の仕方につまずくことが多い。いよいよ、確かな言葉で綴る本が大好きに。いったん、落ち着こう。

* DENTSU DESIRE DESIGNが考える、「欲望理論」からのマーケティング再構築 [35/37]「人生100年時代の捉え方で、消費行動はどう変わる?」┃電通報(2026/04/21)

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