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2023-03-31

まさかの退職、まさかの開業

この3月末で、18年3ヶ月勤めた会社を退職することにした。2005年1月入社、当時は20代だった。それで4月からどうするの?というと、個人事業主として人材育成の仕事をやっていくことにした。まさか自分が税務署に開業届を出す人生を歩もうとは、ちょっと前まで考えもしなかった。人生って面白いものだ。

まぁ開業するのは1通届けを出せばいい話であって、これから継続的に、発展的にやっていけるかどうかが肝なわけだが、それはもうやってみないとわからないから、やってなんぼである。

しばらく自分を泳がせてみて、その結果を検証材料に吟味するのが良い。仕事として成り立たなければ軌道修正、成り立てばルンルンだ。

どれくらいそういう仕事があるかも探り探りだけど、4月から教材開発の請負、役務提供する準委任の2軸でスタートは切れそうなので、それを足がかりに自分が果たしたい役割に仕える仕事人生を歩んでいけたらなぁと、四十代の腰をさすりながら冒険を始めた。

3月中は有休消化期間中ながら、わりと次のことにかかりきりだったので、実質休みなく4月に突入するのだが、一つひとつの案件が面白く、あぁ力になりたい!と思う人たちとの出会いばかりで、大変充実している。

とにかく、いただいたご縁を大事にして一つひとつの案件に力を尽くす。自分ができるかぎりの働きを試みる過程で、今の自分より研鑽を積んだ自分になることだって期待できるわけだし、この冒険そのものを楽しんでいる自分がいるのは間違いないし、自分がどう役立てるのか役立てないのかを正しく評価する材料もそろうのだし。この「今」の積み重ねを大事にやっていくときだ。

会社を出るのを契機に、社内外のいろんな人と1対1で話しこむ機会を得たが、その過程で、なにか本来の自分を取り戻したような感覚を覚えているのも快い。私、こういう人間だったよなって思うことがままあって、すっきり健やかな気分である。毎日が感謝に満ちている。

そして、こんなふうにあっけらかんと退職日を迎えられているのは、長く会社の枠をこえて様々な皆さんとつながり、エネルギーをもらって仕事人生を営んできたからに他ならない。独立、経営、転職などなど、さまざまな皆さまの歩みに触れてやってこられたことが、今の私を大いに支えてくれている。そのことに心から感謝しつつ、私もコツコツ頑張ります。

そんなわけで今後はWeb周りから広くはDX推進のフィールドで、 自身が人材育成の現状に抱いている問題意識(入門者を増やすまでの仕掛けは百花繚乱ながら、入門者を一人前に育てて実務パフォーマンスに変える仕組みが手薄)に、より直接呼応する案件に迫りながら仕事をできたらと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いします。

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コメント

独立おめでとうございます!
まりさんなら、会社という組織の枠を離れてさらに伸び伸びと、ご自身らしく活躍されると確信しています。
(・・・・と思ったらすぐご縁もあったようですし。素晴らしい!)

幾つになっても(あ、私より全然若いのにすみません)新しい出発って気が引き締まるし、晴れ晴れしいですね。
私はあと4年で定年を迎えますが、その後うまくシフトチェンジできるかな、、と今から漠然と思っています。
何がしたいというわけでもなく、これまでの延長線で仕事ができるわけではないので、たぶん全く新しい初めてのこと(立ち仕事とか)になるんだろうなと想像していますが、まずはその時まで元気でいられないとですね。

新スタート、応援しています!

ベルさん、温かいメッセージありがとうございます。
いい歳になっての新しい出発って、勢いで!っていうのでもないし、なんだか味わい深いですよね。スタート地点の土をじっくり見て、空をゆっくり見上げて、ここから一歩ずつ歩いていこうじゃないか、みたいな、てくてくとした歩き出しで。笑
ベルさんは、この先の4年間を、また味わい深く歩んでいかれるのでしょうね。音楽や演劇などさまざまな分野に関心をおもちだから、そういうテーマが、また別の観点とつながっていく可能性が広がりますねぇ。ともかく心身健やかな生活を大切に過ごしていきましょう!

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