オウンドメディアで記事を書く、作ることで「作る人」を想う
最近、勤め先の自社メディア「ToCreator」で読み切りの記事を書いている。8月、9月と出して、今回が3本目。1本書き上げるのに毎回大変な思いをしていて、回を重ねるごとに職業ライターは絶対無理だなという思いを強くする一方、職業ライターでないのに執筆仕事の機会をもらえるのはありがたいことだとも思う複雑なサラリーマンごころ。
書いているときも公開するときも、ほとんど息苦しさしか感じていない気がする仕事だけど、野暮な泣き言を書き連ねるのはやめておくとして、ごく個人的なところのやりがいを書きとめておくなら、私はこの仕事によって改めて自分の仕事の原動力をシンプルにつかみ直す感触を得た。
記事を一本書くという「作る活動」を丹念に行う中で、作り手として身をたてる人たちへの敬愛がすさまじく濃縮されて実感される。
記事を作る過程では毎度のごとく険しく孤独な旅路が体験され、作り終えてもいろんな複雑な思いが絡み合ったまま一向にほどけることがない。というのに、それと別に超然として自分の胸のうちに認められるのが「作る人」「作る活動」への尊敬の念である。
こうして「作る活動」で身を立てている人がいるのだということが骨身にしみて実感され、こうして「作る人」を支援するのが私の生業だ、私の仕事の原動力は、この人たちの役に立つことだという思いが強く意識される。
今は「作ったもの」との境界なく「作る人」「作る活動」に対しても四方八方からいろんな言葉が浴びせられる世の中だけれど、私は「作る人」「作る活動」を敬愛し、いかにささやかなれど守りと支えの一助として働きたい。
全身全霊かけて作る活動にあたっている人が、へんてこなことを言われていると、ぎゅっという気持ちになるのだが、このぎゅっという気持ちをこそ自分の個性と思って大事に生かさねばと思う。
そういう気持ちを大事に育てて生かすのにも、この書き仕事は効きめがあるようだ。小さい活動なれど「作る」という行為のなんたるかがシンプルにつまっていて体感される。誰の何の話だかわからなくなったが、とりあえず、ここは自由空間なので良しとしよう。
以下3本まとめて公開録とする。
ゲーム業界の転職理由、なぜクリエイターは職場を変えるのか?(2022/08/10)
放送業界の映像クリエイターが挑む、動画マーケティング業界への転職事情(2022/09/14)
ゲーム業界の転職、「面接」で不採用になる理由って何なんだ!(2022/11/28)
今後も社内をウロウロして、ゲーム系・映像系専任の転職エージェントに話を聴きこみ、最近の業界転職事情など共有できればと思います。
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