「Web系キャリア探訪」第34回、令和版の師匠・親方像を想う
インタビュアを担当しているWeb担当者Forum連載「Web系キャリア探訪」第34回が公開されました。今回は、1996年メルシャンに新卒入社以来、一貫して食・飲料メーカーの中の人としてブランドのクリエイティブを手がけてこられたサッポロビールの福吉敬さんを取材しました。
美大卒、「メーカーの中の人」という立場でデザインに携わる理由
新卒1年目でいろんな現場に修行に出されてプロの仕事を実地で覚え、メルシャンから出向した味の素で腕を磨き、4マス媒体からWebまでを取り込み、クリエイティブに留まらずブランド全体に関わっていく福吉さんの歩みをたどりました。
特にボージョレー・ヌーヴォーのブランドマネージャーとしてのお仕事は完全燃焼の感があって、自分の人生の中にこういう時空体験を持っているというのは、それ自体が素敵なことだし、その後の自分の支えにもなる、それとまた違うステージに自分を送りだす後押しにも好作用するんだろうなって思いました。
「いろいろやりたい」という旺盛な好奇心を、どう自分のキャリアの中で体現していったのかも読みどころだし、実際にいろいろやってこられたからこそ今、若手育成にあたたかく落ち着いた眼差しを向けられている感も味わい深く。
人材育成に関わるっていうのは、これという1個の正解がない、これまたものすごい創造的な活動なんですよね。しかも今の時代背景で、Webを含めたコミュニケーションデザインの分野ともなると、昔のやり方を踏襲してブラッシュアップを加えていけばいいという話でもなく、はんぱない創造性が求められる役割。
クリエイティブを扱う専門職の立場から、これまでのご経験をぞんぶんに活かしてどんなふうにご自身の師匠像を形作り若手育成に取り組んでいかれるのか、とても楽しみだし心から応援したいです。ぜひお時間の良いときに読んでみてくださいませ。
« 大学の授業で「キャリアデザインする前に知っておくと良さそうなこと」を談義する | トップページ | 顧客に顧客って言っちゃ、おしまいじゃないか? »
« 大学の授業で「キャリアデザインする前に知っておくと良さそうなこと」を談義する | トップページ | 顧客に顧客って言っちゃ、おしまいじゃないか? »
コメント