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2021-06-19

国家資格キャリアコンサルタントの更新講習をせっせと受講中

キャリアコンサルタントの国家資格を取って5年が経ち、資格更新の時期を迎えた。私は17年前に日本キャリア開発協会(JCDA)のキャリアカウンセラー資格(CDA)を取っていて、5年前のキャリコン国家資格化の際は、このCDA資格のおかげでいろいろ免除されて申請すれば登録してもらえる感じだった。どんな手続きをしたのだったか詳細はもはや記憶があいまいだが、とにかく体感的にさほど苦労なく取得したのだった。

が、今回の更新手続きにあたっては一定の更新ポイント獲得の上で申請する必要がある。ポイントを得るには、国が指定する講座群から知識講習(8時間以上)、技能講習(30時間以上)の受講が必要で、それぞれ受講後にレポートを提出して修了証を発行してもらわねばならない。

そんなわけで、8月の更新期限が間近に迫る中、キャリコン関連の講座をバタバタ予約、どたどた受講している今日この頃だ。5年かけてポイントを得ていればこんなせわしないことはないので自業自得としか言いようがないのだが。

さて、この講座群、国が指定すると言っても、自分が籍を置くJCDAという協会が主催する講座ラインナップから選択できるし、このご時勢とあってオンラインで受講できるものばかり。

それは助かるのだけど、やはり6〜7月に仕事の合間をぬって駆け込み受講するとあって、けっこうハードである。土日に入れたり、有休をとって平日受講したりして、自分の関心テーマを選んで受講している。これまでに4講座受けてきて、今週で半分くらい終えたところ。

知識講習(9時間分)は「動画視聴→テスト受験」を一定期間に自分のペースでやっていく感じなんだけど、技能講習のほうは5講座(32時間分)でいいところ、勢いあまって6講座(39時間分)申し込んでしまった…。

私が申し込んだ技能講習はどれも、朝から晩までの1日完結型、定員20名。講義少なめ、個人ワーク、ペアワーク、グループワーク、全体共有を繰り返す感じで、頭がさがさ、心わさわさ、体だけは全然動かさないわりに汗かきかき。今週受講した講座では、毎回お昼休みに着替えをして午後に臨んだ…。

キャリア関連の講座というのは、特有の汗のかき方をする。まず検討素材が自分のこれまでのキャリア体験になることが多く、過去の実体験で最もこれこれだったと思う事例を挙げてくださいという素材だしから始まることがけっこうある。しかも、それを3分くらいで思い出して一つに決めて描写し、次のペアワークなりグループワークで、それを言語化して初対面の相手に簡潔に伝えないといけない。

そこからまた、そのときの検討テーマとどう連関させて意味を見出すか、どう解釈して洞察を深めるか、そういったことを日に何度もやる。さらに、ケーススタディとして個人のキャリア相談、法人の人事系の相談など提示されて、どう対応していくか、何に配慮が必要かなど、3分とかで自分の考えをまとめて、これもグループワークに移して見解や提案を10〜30分でまとめて全体に発表とかするので、講座の間ずっとせっせせっせと思考を巡らせている。夕方には、くたくたなのである。

自分が発表者になったものなど、ちょうどランチ休憩あけに発表という流れだったので、午前中に一通りグループメンバーの意見を聴かせてもらい、ランチ時間にひとりで提案資料を作っていたら休憩が終わってしまって、発表は好評だったがランチは冷蔵庫のミニトマト3個で、夕方5時まで駆け抜けることとなった。

夕方の講座終了の段になっても気が抜けず、受講レポートを書いて提出せねばならない。国のお達しで6月からオンライン講座の修了条件が厳しくなったらしく、レポート内容の要件も、こうであらねばならないという水準を達した内容でないと修了にならない。講座中も、レポート作成中も、ずっと画面上で顔出しを要し、事務局が受講者の顔出し参加をずっとチェックしておく必要があるのだそうだ。ビデオをオフにしての居留守受講は許しませんよということらしい。まぁ、ありがちな流れではある。

一つ、この先どうなっていくだろうなぁと思ったのは、受講者同士の継続的な交流である。リアルで会って受講する講座だと、1日講座ともなると、けっこう最後に名刺交換などして、今後ともよろしくーなんてのが一般的にあったけれど、オンライン講座だと、そういうふるまいに一般的なやり方というのが普及していないので、この人は気が合いそうだなぁと思ったペアワークの相手などでも連絡先の交換などせずにお別れすることになる。

講座中、氏名・顔は出すし、住んでいる都道府県、勤め先の業種や組織規模、社風や人事制度については必要に応じて話すけれど、どこそこに勤めているといった固有名詞は言わないし訊かないのが、暗黙のマナーっぽくなっていて、連絡先を交換するということにはならない。

これはもちろん、なんとなくの流れで全員と名刺交換することにならない点で良い面もあろうけれど、ペアワークなどで気が合うなぁと思った人との交流も一切合切絶たれるというのが、なんだか惜しい気もして、これからニューノーマルなるオンライン講座受講者同士の継続的な関係の結び方が出てくるのかもなぁなんて思ったりした。

この更新講座を受講している人たちの共通点は、国家資格キャリアコンサルタントの有資格者(あと私の場合はJCDA会員)というだけで、老若男女、住んでいる地域も、仕事内容も職場もまったくバラバラ。コンサルタントっぽい人もいれば、カウンセラーっぽい人もいるし、民間企業にお勤めの人もいれば、組織規模も様々、学校・公的機関勤めの人もいれば、独立・起業している人もいる。臨床心理士もいれば、社労士、学校の就職課、企業の人事など専門性も多様。昼夜逆転する時差のある海外から、夜から朝方にかけて参加する方もいた。そういう人たちとの交流機会というのは、私のような暮らしぶりだとなかなかないので、貴重な時間である。

講座の中身は開示しないようにということなので言及しないけれど、しっかり血肉化して自分の身近な人たちのもとで役立てましょう、そうしましょう。

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