「Web系キャリア探訪」第30回、開放的に自己認識を塗りかえていく
インタビュアを担当しているWeb担当者Forumの連載「Web系キャリア探訪」第30回が公開されました。今回は、クラウド会計ソフトで躍進するfreeeのUXデザイナー、伊原力也さんを取材しました。
アクセシビリティでの成功事例を作りたい! 自ら手を挙げて切り拓いてきたキャリア観
伊原さんとは、彼の前職ビジネス・アーキテクツ時代から10年来の知り合いなのですが、高校生の頃から今日までの歩み、転職の背景、行動指針の変化など、今回ほどじっくり伺うのは初めてのこと。いつも密度の濃いぃ話を聴かせてくれる伊原さんですが、今回の取材ではそれを堪能できました。
「自分のことを暗に、~と規定していたのかもしれない」とか、「~としてはバリューを出せなかった」とか、自分のことを内省的に、別の言い方をすれば開放的にとらえている発言がちりばめられていて、こういう自分へのまなざしをもっていることで、人って大きくなっていけるんだなって思いました。
一連のお話を通して、「自分とはどういう人間か」という自己認識を、いろんな人と出会い、いろんな経験を積みながら塗りかえてこられたことが、すごく伝わってきたんですよね。
自分が何に向くのか、自分はこれが得意、これは苦手、これをやりたい、これはやりたくないという枠組みについて、健全な懐疑心が働いていて、勝手な思い込みで、へたに自分の可能性を閉じてしまわないように開放的に生きている感じが素敵だなと思いました。
そうしてリデザインが必要と認めたときには、自分の居場所を変え、役割を変えてこられた。その決断力や行動力にも頭が下がります。ご興味ある方は、ぜひお時間のあるときに読んでみてくださいませ。
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