Era Web Architects「写真展」という体験
先日こちらでご案内したEra Web Architectsの写真展が始まり、ただいま会期中(3月9日〜14日)。せっかくなので初日の晩のレセプションにあわせて観賞に訪れました。
そもそもポートレートの写真展に足を運んだのが初めてだったのですが、あんな立体的に人物を浮き彫りにする仕上げがなされているとは想像しておらず(感じたことを適切に言い表せている気はしない…)、ギャラリー空間の入り口に立って全景を見渡し、壁にかかるポートレート写真を視界におさめたとき、まずちょっとびっくりしました。
そして入り口付近から遠目にみても、自分が被写体になっているポートレート写真の中の人が明らかにびっくりしていて、それを観た私もびっくりしました。私一人だけ、びっくりしてない?と。
ただ少し遅れて伺ったため、まずは案内に従って静かに着席。(発起人の坂本貴史さん、写真家の坂本貴光さんのお話は聞き逃してしまい…)、ポートレート写真に取り囲まれながらバイオリンとビオラの生演奏を聴きました(旋律がロマンチックすぎて泣いてしまった)。ドイツではよく、個展の初日にこうしたもてなしをするのだそうです。
その後、自由に観てまわっていいタイムが訪れるや、立ち上がってうろうろ。写真家の坂本貴光さんによると、ポートレート写真は「目をデザインする」ものなのだそうで、実際、被写体それぞれの表情豊かな眼差し、潤いに満ちた瞳孔には、大いに惹きつけられました。
それでまぁ自分のポートレート写真にも近寄ってみるわけですが、間近でみると写真というより鉛筆画のよう。彩った黒のつややかなこと(言い表せていない…)。
ギャラリーに足を運んで、実物を観ることでこそ感覚に届くものが確かにあるなぁと私にもわかったし、数十のポートレートに取り囲まれる空間に身をおいてこそ味わえることも確かにあるなぁと思えたし、こうしたものの観賞はまったく素人ながら、たいへん新鮮な体験ができました。
また会期初日がたまたま自分の誕生日だったため、久しぶりの面々にレセプションでお目にかかることができて、とても素敵な誕生日になりました。心から感謝、感謝です。
被写体それぞれの表情の撮り方はもちろん、トリミングの仕方もいろいろで面白いし、紙も普通の人は買えない特別なものを使っているそうで、石灰で表面がコーティングされているのだとか、1年がかりで仕上がっていくのだとか。被写体を知らなくとも、坂本貴光さんの写真展として、写真を観たり撮ったりするのが好きな方から、それを専門とする方まで幅広く楽しんでいただけるかなと思いました。
今週末3月14日(日)まで恵比寿でやっていますので、ご興味ある方&お近くの方はぜひ足をお運びください。詳しくはPeatixのイベントページにご案内があります。被写体(私)の知り合いということで「入場券(関係者招待枠)無料」で事前申し込みいただければ、4千円いらず無料でお楽しみいただけますので、お気軽にどうぞ。
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