« ひとりの中にある「父性と母性」 | トップページ | 3月の初詣、出雲がゆかりの地に »

2021-03-10

YouTube「キャリアデザイン講座」第10回を公開(自分がゆずれないキャリア・アンカー)

勤め先のYouTube公式チャンネルで「キャリアデザイン講座」第10回を公開しました。今回のテーマは「自分がゆずれないキャリア・アンカー」。

【クリエイターのためのキャリアデザイン講座10】(自分がゆずれないキャリア・アンカー)

キャリアデザインの足場となる自己分析のアプローチとして、これまで「自分がやりたいこと」「自分ができること」を取り上げてきましたが、今回は「自分がゆずれないこと」。

これってなかなか言葉にするのが難しいもので、いま目の前で奪われれば「それは自分にとって大事なものなんです」と表明できるし自覚もできるけれど、現状満たされている状態だったり、損なわれていることが一旦当たり前になると、自分にとって大事なものが何なのか意識化する(言語化する)ことが難しくなってしまう。

というわけで、その意識化をサポートするツールを持ち込んで、自分がゆずれないことを整理(意識化)してみようという試みです。

ここでは自分がゆずれないことを、「自分が仕事する上で大事にしたいこと」と、「キャリア選択の際に前提とする環境・条件」の2つに分けて考えてみることにしました。今回は、前者の「大事にしたいこと」にフォーカスしています。

社会に出て仕事経験を積む中でこそ見えてくる「自分が仕事する上で大事にしたいこと」を、調査を通じて8タイプに体系化したキャリア・アンカーというツールがあるのですが、こちらをご紹介しています。

8タイプの簡単な説明を聞きながら、自分はどのタイプに親しみがわいて、どのタイプにはまったく関心がないかってより分けていくと、自分はこういうのが大事なんだなぁっていうのが、そこから言葉にしやすく(意識化しやすく)なると思うので、もしご興味があれば見てみてください。

ちなみに今回は、スライドに色味やイラストを使うのを抑えていて、いつもよりも文字文字しています…。タイプを提示するときって下手に、それぞれのタイプに色をつけたりイラストを与えちゃうと、そこに誤った好き嫌い感情を呼び起こしちゃうリスクがあるので、わりと「じっと声から説明を聴いて、文字からイメージを受け取って、自分の頭の中で考えてみてください」という地味なつくり極まれりというか。もともと絵づくりは素人臭を漂わせていたので、さして変わらないよってな話の気もしますが…。

中身はオーソドックスなキャリアデザインの基礎知識ですが、今の時代感をつかみながら、クリエイターの皆さんにできるだけ親しみやすく、1本10分程度で気軽に見られるものを念頭において作っています。2週間おきで更新していますので、どうぞ、ごひいきに。

« ひとりの中にある「父性と母性」 | トップページ | 3月の初詣、出雲がゆかりの地に »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ひとりの中にある「父性と母性」 | トップページ | 3月の初詣、出雲がゆかりの地に »