詳しくないものを買うときの「商品カテゴリー名 ランキング」検索は最強ありがたい
勢いだけで書き留めた文章なのだけど、自分が詳しくないものを買うときの、1. 「商品カテゴリー名 ランキング」でググる→2. Google検索結果の上位に出てきた○○ランキングページをいくつかチェック→3. レビューコメント付き&選び方コンテンツ付きページの威力は絶大、最強ありがたいと思ったメモ。
昨日から、私の体内で花粉症が猛威を振るいだし、朝の移動だけでヘロヘロに。だいぶ前に買っておいたマスクが手元に3つ(今日時点では2つ…)あるのだけど、新型コロナウイルスの影響で新たなマスクの入手は当面期待できないそうにないので、ここ数日は「花粉きてるなぁ」と思いつつ鼻をさらして歩いていたところ、昨日は朝からどうにもこうにもな状況に陥ってしまった。午前中に何枚ティッシュを使ったかしれない。
というわけで緊急の対策会議。マスクではない方法で、どう防御するか。っていうかマスクしないとしても、なぜ私は今の今まで、その他に何一つ策を講じず無防備に歩いているのかと、はっとする。
ここ数年は、取扱説明書に「副作用:悪夢」と書かれている内服薬を恐れて、ずっとマスクで物理的に防御してきたのだけど、今年はマスクが無理。ならば、別の対策をこれと決めて即効、講じなければならない。なんだ、何がいいんだ、そうだ、点鼻薬がいいんじゃないか。あれはすごく直接的な感じがあるし、内服薬のように脳内に侵食してくる感じがない。
雰囲気だけで即断即決。迷っている余裕はない。点鼻薬に狙いを定めて、ドラッグストアに足を運ぶ。すると、なんだかずらりと10種類くらい並んでいる。んー、やっぱり、これは効くとか効かないとか、いろいろ世間の声があるんじゃないの?と一旦撤退。とはいえ、1時間以内に買う気は満々。とりあえず店頭を離れ、Google先生に訊くのだ。
歩きながら「点鼻薬」と打ち込む。すると、気の利くGoogle先生が「点鼻薬 ランキング」で調べてみたら?とサジェストしてくれる。「そうそう、そういうことなんです」と、その検索フレーズで実行。駅に入り、電車に乗りながら、一番上に出てきたランキングページに目を通す。
この一番上位のランキングページが、個人的にはちょっといただけなかった。ただ商品のランキングを載せているだけで、何の説明文もレビューコメントもついていない。とりあえず売れ筋はチェックできるかと、上位1~3位あたりの商品画像に目を通して、これがメジャーなやつなんだろうなぁと思いつつ、パッケージが青っぽいやつとか、緑っぽいやつとか、覚えたような覚えていないような感じで、検索結果ページに戻る。
待ったなしの客とはいえ、いや、だからこそ、「私にはこれ!」という決め手の情報・選択眼を欲しているのだ!
ちなみに、ここのページ、後でチェックしてみたら、PCでアクセスすると製品の紹介文が掲載される(レビューっぽくはないが)。でもスマホでアクセスすると説明が何も表示されない。下の画面キャプチャは、左がPC画面で紹介文あり、右がスマホ画面で紹介文なし。
これ、せっかく検索結果で1位なのに、もったいないんじゃないかなぁと思ったが、人によるのかな。ランキングだけ知れれば良くって、情報量はこざっぱりしていたほうがいいって人も多いのか。スマホ画面に説明文入れちゃうと、2位以下が画面の下に消えちゃうもんな。
さて、とりあえず私はレビュー読みたさに別のページへ。すると、点鼻薬のランキング、レビューのコメントに加えて、どういう選び方をすればいいのかまで記事にまとめているページが2番手にあった。
Gooランキング:点鼻薬おすすめランキング20選【アレルギー・風邪・乾燥対策で快適】
もったいつけて20位から1位の順で並んでいるのは、急ぎ客なので、ざざーーざざーと素通り。スマホ画面を勢いよく指すべらせて、上位3~1位をチェックしようとすると、勢い余ってくだった先に「点鼻薬の選び方」なる見出しが光る。す、素晴らしい!そう、それを知れたら選択が早い!と飛びつき、ありがたく拝読。ざざーざざーと下ってきた客が、勢い余って1位の下のこれに到達すると見込んでの、このレイアウトなのだろうか。
なになに、最近のステロイド系は、(1年に3ヶ月以上使用しない限り)副作用も少ないし、眠気が出るなど全身に作用がまわらない点でも良いとな。即効性があるというより、使い続けるうちに効果が出てくるタイプとはあったけれど、基本的に副作用に対する拒否反応が私はけっこうあるので、とするとステロイド系の商品がいいってことか。じゃあ、売れ筋でいくとこれかと商品を定めると、駅から出てきたところの街の、さっきとは別のドラッグストアで点鼻薬を購入。
こういうのか、今どきの、あれこれ移動しながら買うものを決めこんでいく節操ない消費者のものの買い方というのは、などと思いつつ点鼻薬をゲットして一息。
そうなのだ、具体的な商品知りたさにランキング情報を求めてやってきつつ、いざ1つの商品に決めるとなると、決め手に欠けて、そんなとき目に入ってくる「~の選び方」に飛びつき、一旦そっちに目も意識も奪われた後、再び自分なりの選択眼をもってランキング&レビューに戻ってきて、私の求めるのはこれ!と、1つの商品に決めて買うという次第で。先の全部入りページ、ありがたいこと、この上なしだった。売り手側からみると、やっぱりSEOに強いメディアにランキング記事で取り上げてもらうというのは、王道にして最強感あるのかなぁと思った。
それで、点鼻薬の調子はというと、こりゃあ効くんじゃないか。思い込んだほうが一層効果ありそうだから、絶大な信頼感をもって昨日から使いだしているのだけど、だいぶ楽になった感じはする。まぁ比較対象が、なんの策も講じていなかった昨日朝の自分だから、当然といえば当然かもしれないが。とにかく昨日の朝とは大違いで、すごいなぁ、点鼻薬は!すごいなぁ、文明の力というのは!と、ひとり感動にひたっている。春まで点鼻薬でのりきれたら、これを契機に来年以降もマスクじゃなくて点鼻薬でいこうかなぁと期待をふくらませている。
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