腰痛とフリーアドレス制導入
腰が痛くて、たまらない。数週間前から痛みが出てきて、1週間くらい前から、だいぶひどくなった。よぼよぼとしか歩けない。先日、人生で初めて「よっこいしょういち」と言ってしまった。しかも朝起きあがるとき、一人でいるときにだ。これは相当まずい。
原因は…といって明確に1つ挙げられるものがあるわけじゃないが、そもそもの日頃の姿勢とか歩き方とかストレッチ不足とか体の硬さとかが土台となって、4月上旬に仕事で5日連続キャリーバッグを引きずって都内を行き来していたところ痛みが出てきた。
そこに、5月のゴールデンウィーク(GW)明けから会社がフリーアドレス制になるため、それ関連の対応が積み重なってのイタタタかなと思う。
会社の固定席に置いてある本を整理しなきゃいけないとなると、私物を家に送るかということになり、となると家の本棚をまず片づけなきゃいけないってことになり、家の本棚の整理&数十冊の本の処分を、4月半ばの週末に執り行った。結局、収納スペースを確保できたので会社に置いたままで良くなったのだけど…。
それから、固定席を手放すにあたって、貸与されているパソコンがデスクトップからノートPCに変わり、これもデスクワーク中の姿勢や視線が明らかに下向きになったので影響あるような気がしないでもない。
さらに、GWに入る直前は、これまで固定席に置いていた荷物の処分やら荷づくりの作業があれこれ。
GW明けからは、椅子も変わることになる。これが、私の首と腰と相性が悪く、数十分座っているだけでも体がバキバキになることがわかっている。この椅子は、もう何年も前に会社が一斉導入した椅子なのだけど、私は当時座ってみて数十分で根をあげ、古い椅子のままにさせてもらっていたのだ。
これを今回のフリーアドレス制導入で手放し、5月からは共用の椅子に座ることになる(ことに先週気がついた)。ダンボールか何か積み上げて勝手にスタンディングデスクで仕事することにするか、持ち歩けるクッション的なものでどうにかなるものか、来月に入ったら真剣に考えねばならない課題である。
ともかく、今の腰の状態は改善させてGW明けをむかえたい。というか1日も早く、この状態から脱してGWを過ごしたい。
というわけで、休みに入る前の先週半ば、前に首が痛くなったときに診てもらった整形外科に足を運んだ。
医師の診断は、「椎間板ヘルニアなどの損傷系の問題はない。腕のいいセラピストにかかれば一回の施術で治るかもしれないし、腕の悪いのだと数ヶ月かかるかもしれない」といった微妙なもの。
そこは1Fが診断する医師がいるフロア、2Fがリハビリをする理学療法士がいるフロアで体育館のような設えになっている。患者は1Fの診断の後、2Fに引き渡される。
私は食い下がる。「え、じゃあ、どなたにお願いすれば?」、すると先生「一番うまいのは誰々って副院長。だけど、彼は1ヶ月待ちとかだからね。若い奴の中でうまいのは誰々。こいつは、まぁでもうまいから、今からだとー、4人待ちだね(たぶん2時間以上待つ)。そんなに待てないってことだったら、今日のところは予約なしでとれる人にやってもらって、今日の終わりに受付で、次回の指名予約をとって帰ることもできるから」と。
この日は、会社で所属部署メンバーが集まっての期初ミーティングがあったので、2時間待ちして施術して帰るほどのんびりしているわけにもいかず、結局予約なしで割り振られた人にリハビリをお願いすることに。
これが、首のときにも面倒をみてもらった若手の女性で、お互い顔を覚えていた。私はそのとき、1〜2回で通うのをやめてしまったので、ちょいとばつが悪い。しかし、やっぱり今回も即効性は何もなく、腰にチャンピオンベルトみたいなのを巻いて、とぼとぼ帰途についた。
こうなると、もうここ自体通うのが難しくなる。1Fの医師に紹介してもらった若手の誰々さんに次回から乗り換えるのは、なかなかきつい。乗り換えた私と、乗り換えられた彼女は、そう広くない2Fフロアできっと顔を合わせることになるわけで、そんなの双方めちゃめちゃ居心地悪いではないか。彼女が休みの日を選んで…といっても、ここはGW中休みだから、次は5月7日だしなぁ。
そんな状態で、腰をいたわりながら会社内の引越し作業みたいなあれこれをやって、GWに突入。通勤しているときに比べれば体は安静にできているものの、これでは悪化はせずとも回復もしない感じ。ここはひとつ、面倒くさがらずに攻めの姿勢で打って出ねばなるまい!
ということで、ネットで検索。都内の整体とかカイロプラクティック系の情報を集め、Googleのレビューなど読んで、怪しくなさそう、痛くなさそう、効果がありそう、さほど移動距離がない、目が飛び出るほど高額じゃない、GW中もやっていそう、っていうかすぐ対応してくれそうなところをいくつかピックアップ。優先順位をつけて、朝一番、連絡を入れてみることに。
即日OKでありますように!と願いながら、受付時刻9時ちょうどに電話を入れると、午後いちでOKという。そんなわけで恐る恐る、代々木のとあるマンションの一室にあるという整体クリニックへ足を運んだ。
最上階までエレベーターで上がり、扉を開けてみると、明るく清潔感があって落ち着いた雰囲気。ほっと胸をなでおろし、問診&施術をしてもらう。
ご指摘がいちいちごもっともで、全身鏡の前に立ち、おろした状態の右手と左手の長さ、全然違うでしょう?と言われて見てみると、ほ、ほんまやー!という驚き。肩が張っているとか、足首が硬いとか、呼吸が浅いとか、あちらもこちらも全身に異常を指摘される始末。
とりあえず、初日は全体のバランスを整えて骨盤を調整するとかで、10分かそこらの施術をしてもらう。肩とかおなかとか、それぞれ数秒程度ポイントを押したりさすったりするだけなのに、確かに施術前と比べると、少し状態が回復している気がする。
一回ですっかり良くなったという魔法はなかったけれども、根本的なところから改善を図ってくれているような気もする。ということで、しばらく通ってみようと思う。次の回で、ぐーんと回復するといいんだけどなぁ。
健康で身軽な状態を保ち、必要なときに、さささっと人知れず動けることが、私の役回りにはとても大事なことだと思っていて、そこが損なわれている状態というのは、非常にまずい。どうにかして早々に、ここを脱却したい。早期回復を祈りつつ、平成から令和へ。
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