「Web担当者Forum」でキャリア話の連載開始
地味にも程がある…と写真見て思わず突っこんでしまいましたが、時すでに遅し。服装のことを一切気にかけず第1回の取材に赴いたため、都会の迷彩服か!みたいな装いになっていますが、まぁ平常運転…。何はともあれ「Web担当者Forum」での連載が始まりました。
「Web系キャリア探訪」というコーナーで、森田雄さんとともに、Web系の仕事に携わる方を訪ねて、その方のキャリアや、組織の人材育成をテーマにインタビュー、月1回ペースでお届けしてまいります。
第1回は「まだ会社でやれることがある」同じ場所にいるからこそできる挑戦――岩崎電気 新井隆之氏に聞いた
事業会社でWebマーケティングやネット戦略系のお仕事に携わっている方、あるいは専門家としてその手の領域を手がけられている皆さんに、自分のキャリアや、組織の人材育成を考える際にお役立ていただける情報や論点をネタ提供していけたらと思っています。
この手のことって、自分ひとりで考えるのがわりと難しく、限界あるテーマだと思っていて、他者や他社という比較対象をもって、照らしあわせることで見えてくる自分や自社の特徴や価値観、現状や課題の発見があれば嬉しいです。
で、やってみてまず思ったことは何かと言うと、人の話を聴くのはほんとうに楽しいなぁということ。その人が経験してきたこと、その過程で感じたこと、考えたこと、逡巡、今振り返って思うこと、最近考えていること、今後に思うこと、そうしたことをじっくりと、その人の選ぶ言葉で、表情で、声で、話を聴かせてもらうというのは、たいへん豊かな体験です。
クライアントやパートナーと打ち合わせで話し込んだ後にも、友人知人とひとしきりおしゃべりを楽しんだ後にもよく思うことなのだけど、今回縁あって、これまであまりおつきあいのなかった方面の方々の話を聴く機会に恵まれ、貴重な時間を過ごさせていただいています。
が、相変わらずインタビューは難しい。私は瞬発力が乏しいので、事前の準備を入念に…と思っていろいろ下準備はしていくのだけど、人のキャリアの話って、つまりは人生そのものの話なので、お話に引き込まれて、へぇ、ほぉと聴き入っていると、さらに周囲に頼りになる人がいると、舵取りがどんどん人任せになっていってしまう…。
今のところ、当初の懸念を上回るパフォーマンス不足をひしひし感じながらやっているのですが、下手に引き締めにかかってせっかくのお話に集中できなくなっては元も子もないので、まずはこのフォーメーションならではのトークを楽しみつつ、回を重ねながらゲストのお話を引き出すレベルアップを図っていけたらなと思っている次第です(甘いですか、ですよね…)。
第1回の記事内でも最後に書きましたが、今どきは一社の中でロールモデルを共有すれば事足りる世の中でもなく、Web界隈のように人材流動性が高い業界こそ率先して、キャリアや人材育成について、企業間をまたいだ情報共有を活発にして、刺激を交換しあえたらいいかなと思っています。また企業組織に属していない方にもお役立ていただける記事をお届けしていきたいと思っていますので、今後どうぞ、ごひいきに。
あと個人的には、仕事を面白いと思っている人の声が、もっとネット上に出回って、それが若い人にも届いたら嬉しいなと思っています。社会人が、皆いやいや仕事して、18時の終業を待っているばかりじゃないし、仕事と自分の関わりをこんな表情で話す大人もいるんだってことを、写真とあわせて記録し、届けられたら嬉しいなと。
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