たまキャリ #1 前説とトークセッション出演録
昨晩は、Web系キャリアについて語らう自社主催イベント「たまキャリ #1」( #tamacareer )で、「前説」と「トークセッション」の合いの手役を担当しました。先日こちらに書いた経緯で。
前説は、前説といいながら15分の持ち時間で、WEB制作職のキャリアモデルを4パターンに展開して紹介。
第1部ではゲストお二方に、ここ15〜20年くらいを振り返った、WEB&WEB制作会社の変遷(太田さん)、WEB制作者として自身のキャリア変遷(伊原さん)をひも解いていただき、それを参加者それぞれが自分のこれまでと照らし合わせながら聴いて追体験(を期待)。
Web制作会社とBA、ここ15年の変貌(太田良典さん)
今やWeb制作者じゃなくなった私の仕事実態(伊原力也さん)
それを踏まえて第2部では、キャリアの話をあれこれ「トークセッション」。会場からのネタ提供がなかった場合にも皆さんに充実した内容をお届けできるようにと、構成をわりに作りこんでしまって、結局いただいた質問に少ししか答えられなかったのは大変申し訳なかったのですが(モデレーターの臨機応変な対応力が求められた…)、
◇ロールモデルはいますか?
◇自分のキャリアモデルはどれ?
◇仕事する上で重視することは、どれ?
◇キャリアは計画性◯割、偶発性◯割?
という問いかけに、キャリア理論も肴(さかな)にして持ち込みつつ、ゲストのお話を掘り下げていったり、ご参加の皆さんにも挙手いただいたりして、ご経験や志向性をうかがったり。わりと、「想定どおり」というより「へぇ、そうなのかー」という回答をうかがえて興味深かったです。
今回は、プロダクションを経営されている方から、WEB制作職に転向してきて1年未満という方まで幅広くいらして、WEB系の実務経験を尋ねると、「10年以上」が一番多かったものの、「7-10年未満」「3-7年未満」「1-3年未満」「1年未満」と、それぞれに手が挙がりました。
かなり幅広い層がご参加くださったので、人によって引っかかったポイントは異なると思いますが、願わくば1つと言わずいくつか、自分のキャリアを振り返ったり整理したり、組織メンバーのキャリアパスについて検討するきっかけなり種なり、持ち帰っていただけていればと、切に願っています。お忙しい中、会場に足をお運びくださった方、本当にありがとうございました。
当日使用した前説「WEB制作者のキャリアパス」と、第2部「トークセッション」の進行スライドは、Slideshareに公開しました。イベント用に作ったスライドのため、説明なしでは分かりづらい点もあるかと思いますが、ご興味があるテーマでしたら覗いてみてください。 ちなみに、5スライド目だけは、そのままだとだいぶわかりづらかったので、当日口頭で話した要旨を、後で書き起こして追記してあります。
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