お仕事関係の年賀メール
お仕事関係でお世話になった方への年始の挨拶は、メールをしたためて仕事始めの週に送っている。会社で年賀メールを一斉配信するというのもやっているけれど、それと別に、自分個人で「昨年何の案件を手がけて、誰にお世話になったのか」を振り返る。
何十年と仕事していると、お世話になった人なんてわんさかいる。会社の仕事案件以外でも、いろいろとお世話になっている。どれくらいお世話になったかでランク付けして「この人は送る、この人は送らない」などと、やりたくはない。だけど、どこかで止めておかないと仕事が始められないし、来週以降に送っても、きまりが悪い。
なので、ここ数年は、年末のうちに去りゆく一年を振り返って、その年に手がけた会社の案件でお世話になった方をリストアップしておいて、かなり限定的にはなるけれど、その方々には年始に自筆で(といってもメールだけど)便りをしたためるようにしている。
1月4日から6日までの3日間で送った新年の挨拶メールは40通くらい。クライアントのご担当者や、パートナーとしてプロジェクトに関わってくださった皆さん。ほか、いくらかそうでない方にも送りたくて送ったりするのだけど、それで40通ほど。
自筆で一人ひとりに…と言っても、自分の近況報告や意思表明の類いは誰に送るのでもさほど内容に変化がなく、あまり書き換えることもない。一方で、その方に向けたメッセージは、昨年どうお世話になって、どんなふうに感謝していて、前にお会いしたときはこんな感じだったけど今はどんな具合かしら…なんて考えながらメールをしたためていると、一通一通おのずと変わってくる。だから、まぁ自分のところはコピペでもいいか…と自分を許している。
今年はわりと仕事始めから忙しかったので、朝早めに会社に行って年賀メールを書いて送る感じになったのだけど、せわしない中でも一人ひとりを思い浮かべながらメッセージをしたためるのは、なかなか豊かな時間である。
年始のお忙しい中、ご返事をくださる方も多く、いろいろと近況を伺えたり、お会いする機会を得たりもする。年賀でもないと、遠慮が先に立って連絡がとりづらい方ばかりなので、「年賀」という国民的行事は、奥手に優しい、なかなかありがたい機会だなぁと思う。
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