一足早くGW離脱
今年のゴールデンウィークは、4月中が山だった気がする。5月に入ると、2日(月)に出社した時点であれもこれもやらなきゃ感が高まり、3~5日は6日(金)の客先訪問に向けていろいろ考えたり緊張したり…。6日に客先を訪問したら、当初の想定以上にいろいろ宿題をいただけて、しかも3つとも急ぐものだったから一気に戦闘モードに。
こりゃ7~8日のうちに3つとも与件整理して提案の方針固めておかないとむずいなぁということで、一足早くゴールデンウィーク離脱。この週末はあーだこーだとノートに書き出しては提案内容の検討。頭からは湯気…。
でも、先方の与件を整理して、あれやこれや考えて提案骨子を組み上げて、提案書の言葉に一つひとつ落とし込んでいくときの、自分の持ちうるかぎりの知力、体力、精神力を総動員してどうにかしていく感じは、すごい疲れるけど、割りと好きだ。
ご相談くださったクライアントご担当者その人を憑依させるようにして、自分がその人だったら、その会社の経営陣に、その人の上司や関係部署に提案書を出すとき、どう提案を構成し、どう言葉を選んで置いていくかを考えるようにする。自分を呼んでくださったその方が、社内を口説いて回るのに、そのまま使いたくなるような提案書にできたら一番いいのかなと。
こればかりは、ずっとずっとやり続けて、試行錯誤して、ブラッシュアップして、出してみて、反応をみて、フィードバックをもらって反省して直してって、やっていかないと、どうにもならない。ヒアリングも、提案書書きも、プレゼンも、カリキュラム設計も、教材開発も、研修運営も、効果測定も、プロジェクトマネジメントも、全部やらなくなったら確実に弱体化する自分がありありとイメージできる。なので、とにかくいただけた機会を一個一個、大事に丁寧にやっていくしかない。緊張するし、時間も使うし、知力も体力も精神力も使ってへとへとになるけど、こうやって全身に汗かく感じはゴールデンウィークだろうと決して悪くない。
とにかく日曜の晩までに、A社向けの3つの宿題の提案骨子はまとまった感じ。ただ、まだ全部ノートに手書きの状態だから、この後ドキュメント作成で精緻化する段に、けっこう時間を要しそう。その上、手をつけられなかったB社の件を明日月曜のうちに、C社の件を木・金曜にやることにして、A社の件は火・水曜に集中して仕上げるという猛烈な一週間の始まりだ。まったく気が抜けない。すでに、ものすごい緊張感のただ中にいるので、ゴールデンウィークからの復帰自体はまったく怖くないのが、小さくとも確かな幸せ。その点だけは準備万端すぎる。
そんなことを書き連ねつつも、この休暇中は毎日、泳いだり読書したり散歩したり買い物したりをはさんで地味に楽しんだ。とくに、この休暇中の都内はずっとお天気がよかったので、晴れ渡る空のもと(主に夕方以降だけど)よく歩いた。なんだかんだと毎日平均して10キロ近く歩いていた。この時期の夕方の散歩は、ほんとうに気持ちいい。見上げる空も、吹く風も気持ちいいし、私がよく行き来している散歩道は草の匂いが体を包みこんでくるし、背の高い木々に見下されててくてく歩くのも気分がよい。ありがたい休暇だった。
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