突発性難聴その後
昨日、Facebookとブログに突発性難聴になったことを書いたら、心配の声を寄せてくださったり、体験談を聞かせてくださったりする方が多くいらして、なんて慈愛に満ちた人と自分はつながっているのだろうと、大げさに言っているのでなく身に沁みた。
それだけで症状が軽くなる思いがしたし、実際に今日は、昨日より軽い症状で過ごせた。薬のおかげ、初日が一番ひどく出る、症状には波があるもの、軽度の理由はいろいろ考えられるけれども、あたたかい人の声かけが作用したというのも、原因が精神的なものなら影響したと見ておかしくない。
昨日の晩寝るときは、朝起きたときに悪化していたら嫌だなぁと不安の心持ちで床についたのだけど、どちらかというと軽くなった状態で目覚めて、とりあえずほっとした。
今日のプレゼンも、緊張はしたけどうまくいって一息。訪問してみたら取締役の方も出てこられて、うぉっとなったけど、むしろあらかじめ言われていなくて緊張感の総量少なく終えられたのは良かったんだろう。それも皆さん、(四十にして小娘とも言っていられないけど)若造の話に耳を傾けてくださって、社内の状況や問題意識についてもざっくばらんに腹を割ってお話ししてくださる。
帰り道、自分はお客さんにも仕事仲間にも友人にも、とても恵まれているなと改めて思った。独立性高く仕事していきたいとかなんとか言っていても、弱ったときに救われるのはいつだって人の温もりだ。そういうことを大事におもって、一つひとつ丁寧にやっていこうと思う。
突発性難聴のほうは、この一日のうちに7人の方が、ご自身またはご家族・ご友人の体験談を聴かせてくれて、けっこう身近な病気なのだなと思った。何度かなったことがあるという人もいて、完治した話には救われるが、治療が遅れて聴こえなくなってしまったという話もあり、気はぬけない。治療自体は早く取りかかれたと思うので、あとは油断せず対処して、完治にもっていきたい。
お医者さんのいうとおりにきちんと薬を飲んで、たっぷり睡眠をとって(薬を飲む時刻のひとつが深夜0時に定められているのがなんだけど…)、緊張する場面はいくつか続くので、そこは深呼吸して鼻歌でも歌って、うまいこと乗り切りたい。ともかく、気にかけてくださった方には心から感謝、感謝なのだった。これほどの良薬はない。
*2016.5.14追記:関連リンク
2016-04-06「突発性難聴になった」 2016-04-12「突発性難聴その後の後」
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