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2015-02-23

自分のスマホのアプリ分類

昨年10月のリリースだけど、ニールセンのスマホアプリ利用状況の調査結果を見ていて、利用頻度を「月1回以上」と「月に10回以上」の2つに分けているのにフムム感を覚えたので(ムフフじゃない)、このフムム感はなんだろうと思って、自分の入れているスマホアプリを見直してみた。

まず調査によると、一般的に「月1回以上使うアプリ」って27個くらいらしい。これは年代問わず、日米問わず、過去の推移をみても増加していないので、今後も「利用されるアプリの個数は27個前後を推移するであろうと予想」されている。

この調査は、スマホに初めからインストールされている「電話」「電話帳」「カメラ」などのアプリを含んでいないようなので、私も含まずに自分でインストールしたアプリで数えてみた。

すると、私が月1回以上使うアプリ(というか、ほぼ入れているアプリ)は18個だった。できるだけ持ち物を少なくとどめたい性格が出ている…。部屋にも最低限の物しか置かず、アクセサリーもつけない(なぜか会社のデスクだけは常に混沌としているのだが…)。スマホに入れるアプリも、少なければ少ないほど気が楽だ。18個、もうこれで十分だ。

続いて、この18個を眺めて、どう分類するのが自分的にしっくりいくかなぁと考えてみた。それで冒頭のフムム感に戻るわけだが、使用頻度としては「毎日」「週1〜2回」「月1回程度」という分け方がちょうど良さそうだった。

冒頭の調査の「月1回以上」と「月に10回以上」の2組だと、「月1回程度」と「週1〜2回」が一緒くたになってしまう。これが、フムム感につながっていたようだ。この2つ、自分とアプリの関係性的には、だいぶ違うものとして感じられるのだ。

「月1回程度」だと、私の場合「Peatix」(イベント・チケット管理)とか、「Dropbox」(クラウド上にファイル保存)とか。用があって立ち上げる感じで、外的に必要が発生しなければ思い出さない。

それに比べると「週1〜2回」使用のアプリはもう少し心理的に身近。用があって立ち上げる類だと、「weathernews」(天気予報)とか「Google Maps」(地図)とか「乗換案内」(交通機関の最適経路案内)とか。これに加えて「週1〜2回」だと、用があってというより、それとなく立ち上げる「radiko.jp」(ラジオが聞ける)とか、「Kindle」(電子書籍が読める)とかが入ってくる。

そして「毎日」使うアプリとなると、用があって立ち上げるアプリより、それとなく立ち上げるアプリに優勢の感が出てきて、「Facebook」「Echofon」「Google+」といったSNS系アプリ、「Feedly」「Smartnews」などのニュース・読み物アプリが台頭。あと、Facebookの「Messenger」とか健康管理の「PopWeight」は、必要があって毎日立ち上げている感じ。

こうやって考えると、私のスマホアプリ分類は「使用頻度」と「立ち上げ動機」に大別され、前者は「毎日」「週1〜2回」「月1回程度」の3分類(「ほぼ不使用」も含めると4分類)、後者はそれとなく立ち上げる「暇(いとま)使用ツール」と、用があって立ち上げる「目的使用ツール」。こう分けると、自分的にしっくり収まる。

同じアプリでも、人によって「使用頻度」「立ち上げ動機」とも、どこに分類されるかは異なるだろうし、そもそも大別する入れ物も、人によってこう分けるのがしっくりいくという軸は、いろいろとあるんだろうなぁと思う。

手持ちの20〜30個以上数があるものを、どんな軸を立てたら意味が見いだせるか(→名前がつけられそうか)を考えてみるのは、(たとえ誰の役に立つこともない分類だとしても…)面白いし、頭の体操になる。他にいくらでもやらねばならないことがあるときこそ、こういうことをやってしまうから人間とはおかしなものだ。

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