MBTIを用いたキャリアカウンセリング
●まえがき
ごくごく細々とですが、私とFacebookでつながっているお知り合いの方向けに、個人あるいは6人以内のグループで、MBTIという性格検査(Web受検後のワークショップ含む)を承ります。
MBTIを提供(購入・フィードバック)できる認定ユーザーは国内に900名ほどいるのですが、大手・外資系企業の一部に活用の場が偏っている感があって、私が懇意にしているWeb業界では耳にすることがありません(知らないだけかもしれませんが)。ですから、自分の身近で興味のある方がいたら、受ける機会を提供したいなというのが一つ。
先々の予測がままならない時世・業界では、数年・数十年後の世の中を占う以上に、自分自身のことをより深く理解しておくことが、自分のキャリアを歩むのに有用ではないか、という想いがあります。己を知っていれば、めまぐるしい変化にも都度、自分がどうしたいのか、どうすべきか、柔軟に短期間で見極めて舵取りしやすい。そうであれば、MBTIを受けることが自己理解ひいてはキャリア形成の一助になる方もあるのではという期待が一つ。
いつでも誰にでも有効だから、ぜひ!とは全く思っていません。とりあえずこのページにご案内をおいておきますので、数年先でも何か思うところがあって活用してみたくなったら、気軽にお声がけください。
●MBTIとは
MBTIは世界的に活用されている性格検査の一つです。現在は21言語に翻訳され、50ヶ国以上で利用されています。利用者は米国で年間300万人、世界で年間500万人ほどです。
欧米諸国では学生がキャリアを検討する際の動機分析に使われており、産業界では社員のコミュニケーション力向上、キャリア開発、チームビルディング、多国籍企業における社員間の異文化理解などの研修で活用されています。米国では優良企業番付Fortune100社のうち、7割が研修に利用しているポピュラーなものです。そのほか、コーチングや教育者の訓練、変わり種としてはピッチャーとキャッチャーの相互理解を図る目的でメジャーリーグでも採用されています。
MBTIは、分析心理学の創始者であるカール・グスタフ・ユングが提唱した心理学的タイプ論をベースに開発されており、1956年の初版以来、50年以上の研究開発・活用の歴史があります。
性格検査といっても、MBTIは人の性格を分類するための診断ツールではありません。性格の良し悪し、能力の高い低いを測定するものではなく、選抜や選別、評価の場面で利用することは堅く禁じられています。
MBTIでは検査の結果をあくまできっかけとして使い、ご本人がワークショップを通じて自分のタイプを検証する過程で自己洞察を深めていくことを重視しています。ですから「受検してレポートだけ受け取って終わり」ということはできません。必ずWeb受検の後に、MBTI認定ユーザーと対面でのフィードバックが必要です。
※Web上で簡単に受検できるようになっているものは(アルファベット4文字で分類する性格診断)、この構造が破綻しており、正規のものではありません。
性格診断ツールの類いはネット上でもよく話題になります。それらほど手軽ではありませんが、信頼性・妥当性が適正に検証された心理検査を活用し、ワークショップを通じてじっくり自己洞察を深めてみたいという方は、お気軽にお問い合わせください。
●対象
・自分について理解を深めたい(自分の強みや特徴、らしさを知りたい)
・今後の自己成長に向けた課題を知りたい(死角になっている自分の弱点を知りたい)
・人とのコミュニケーションを円滑にしたい(どうしてうまくいかないのか知りたい)
●前提条件(気になることがあれば、お気軽にご相談ください)
・私とFacebookでつながっているお知り合いの方
・都内で4時間程度のフィードバック時間がとれる方
・18歳以上
・母国語が日本語の方
●費用(MBTI実施にかかる実費は、ご負担いただきます)
MBTIタイプ入門(第6版):2,160円
MBTI Form M Profile(Web版):1,940円
合計:4,100円(税込)
※必要に応じて、フィードバック時の会場費が別途実費でかかります。
●ステップ
お申込みは、個人・グループ(6名様まで)のご希望に応じて承ります。グループをご希望の場合、受検はお一人ずつWeb上で行い、フィードバックをグループで行います。
●申込み・問合せ方法
日頃私と連絡をとっている手段で、お気軽にご連絡ください。
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