キャリアとは
仕事が立て込んできて、忙しい日々を過ごしている。ゆったりした時期もあれば、忙しい時期もあるってことなんだろう。しばらく休みはとれなさそうだが、世の働くお母さんに比べたら悠長なものである。最近は(年齢が年齢なだけに)自分の周囲にお母さんをしている友だち・同僚も増えるいっぽう。その奮闘をかいま見る機会が頻繁にあるのだが、その都度脱帽である。
私は父を除けば特別家族の心配はしておらず、テンポラリーであちらこちらの部分的サポートをするのが役割。そういうテンポラリーな役割を、機会をいただける限り大事に取り組んでしっかり納めていくのが、私ができる精一杯の人生の仕事なんだろう。そう思うようになって久しい。
なので、世のお母さんというのは、自分とはまったく別次元の尊い仕事をしている人に見え、おしゃべりを聴いていても、子どもをあやす姿を見ていても、なんだか神々しい感じがする。
昨日、友人の会社に呼ばれて、2時間ほど社員の皆さんの前でお話をした。キャリアについて考える会ということで、以前slideshareで共有したスライドを、今回の趣旨にあわせて再構成しつつ、話しはじめに「そもそも、キャリアとは何か」という話と、「キャリアについて考えることに意味はあるか」という話をした。
終始私テンションでのらりくらりお話しさせていただいたのだけど、フィードバックいただいた感想を読んでいると、私のした一つの話から、それぞれの人が自分の立場でいろんなことを感じ、思い、考えを展開していくのだということが実感できて、あぁこういう場をもたせてもらえて良かったなぁと思った。
冒頭で話した「そもそも、キャリアとは何か」「キャリアについて考えることに意味はあるか」のところだけ切り出したスライドをslideshareにあげたので、もしよかったらご覧ください。ひとつ、とても伝えたいことは、人のキャリアは他者によって評価しえない、ということです。
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