中間層のWebクリエイティブ職キャリア(続編)
今さらですが、以前このブログでも言及した「中堅Webクリエイティブ職のキャリアを考える」(序章)に続く(希望編)と(条件・市場性編)を公開していたご報告。
Slideshareには3月のうちに公開していたのですが、いろんな人と話しながら内容をブラッシュアップしていこうと思って、このブログでは触れずじまいになっていました。ご興味あれば、ぜひご覧ください。ちなみに直していないけれど、「中堅」という言葉は「中間」に直したいと思っております(なら直せと)。
で、この後をどう展開させるかはいろいろ悩んだりもしたのですが、とにかく机上で考えをまとめる作業は一旦引き上げて、当面は自分ができることを現場で一つひとつやっていくのが良いんじゃないかと、そんなふうに思っています。仮説ながら抽象化してまとめられそうな見解は「第1章」に書き出したし、これ以上足りない経験をかき集めてブレイクダウンした仮説を空想しても、そんな「第2章」に意味ないな、と。
「第1章」のスライドを公開したことで、問題意識に共鳴くださる企業やコミュニティからのお声がけもいくつかあり、直接Webクリエイティブ職の方々とキャリアをテーマにお話しする場ももてそうなので、そういうところで各自がキャリアを考える場を設けたり、一緒にできることを話し合ったり。あるいは個別のキャリアカウンセリングに従事する中で、現場で自分ができることを一つひとつやっていこうと。
また、普段自分がメイン業務としている法人向けの人材育成サポートにおいても、最近は専門知識・技能を習得する研修ばかりでなく、こうした問題を背景としたキャリア開発系に、クライアント案件も広がりを見せています。なので、そういうご相談に対して現場で望まれる実効性ある解決策を一つひとつ講じていくことが大事なんだと思っています。
自分が関わる機会を得られたところで、小さくとも手応えあるものを、具体的に納めていくこと。1実務者としてできることを模索しながらやっていきます。この間「スライド見たよ」と声をかけてくださった方、いろいろ情報・意見交換してくださった方に心から感謝。今後ともよろしくお願いします。
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