1年前を振り返る
1週間ほど前から、1年前の今頃は…と振り返ることが多くなった。ふだんほとんどそういうことがないので、多くなったというより振り返るようになったというほうが適切かもしれない。
そして、今日。1年前の今日、夜遅く、会社帰りの渋谷駅で父から電話がかかってきて、母の余命宣告を聞いた。あれから1年経ったんだ。
だからといって、ここに何かの感情を吐露したいという感じもないし、1年経ってこう思いますと改まって書き記せるまとまった考えがあるわけでもない。ただ、なんとなく、1年経ったなぁということを、ここに書き留めたくなっただけだ。1年前、泣きながらここに書き留めていた「母の最期」のしめくくりに。
ここにいろいろ書き残しておいて本当に良かったな、と思う。今でも読んじゃーぽろぽろ泣いてしまうのだけど…、でもあのときのこと、あのときの気持ちをしっかりここに残しておいて良かった。
一方で、後になってやり損ねたなと悔やんでいることもある。それは、なんでさいごに、しっかり母を抱きしめてあげなかったんだろうという後悔だ。それで伝えられることは、きっとあったはずなのに。このやり残しをここに書き留めて、2011年もそろそろしめくくりです。
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そうやって落ち着いた気持ちで振り返ることができるときが来たんだね。
思い出させちゃ悪いと思いつつもあえて書くよ。
お通夜に参列させてもらった時、並んで焼香をしている三人の子供達の背中を前にして、お父さん泣いた。それを見て実は俺も目頭が熱くなった
一方で、残された家族の輪に目に見えない何かを感じたんだ言葉にすると、家族の絆、なのかなぁ。
俺が勝手に感じた今書いたようなこと、いつか落ち着いたら伝えようと思ってたので、日記のコメントというかたちで伝えてみたよ!
投稿: かず〜 | 2011-12-28 07:58
かず~さん
コメントどうもありがとう!本文より、こっちのコメントのほうが貴重なエントリーになっちゃったよ。
落ち着いて振り返ることができるようになりました。思い出させちゃ悪いなんてとんでもない。思うことは、とても大事にしています。思いを与えてくれて、感謝しています。ありがとう。
投稿: hysmrk | 2011-12-28 09:01
そう言ってくれるとこちらも嬉しいよ!
なんか変だけどこちらこそどうもありがとう(^O^)
投稿: かず〜 | 2011-12-28 23:45