三十路メンテ
同じ年頃の人たちが、自分の身体をどんなふうにメンテナンスしているのかというのは、最近ちょっと関心をもってきた事柄。というのも、私は自分の身体についてかなり無関心でやってきて、体調の変化とかも、ある程度進んでから、はっと身体に教えられて自覚するようなところがある。そういう人は少なくないと思うのだけど、まぁ歳も歳なので、そろそろそれなりに自分の身体を気遣ってあげないと(人並みになるという意味で)いけないのかなと思う次第。そうやって意識してみると、Twitterとか見ていても、みんなマッサージに行ったり、走ったり、ジム行ったり、いろいろケアしているんだなぁと興味深い。
で、ちょっと相談ごともあったので、先日とある漢方の先生のところに行ってきた。自分の身体についてゆっくり談義するというのもなかなかない体験で、ずいぶん丁寧に対応くださったので、気がついたら1時間半ほど話し込んでいた。
で、よくよく自分の身体について理解してみると、相当やわだなぁと情けなくなった。精神的にはけっこうタフなんだけど、歳をとると精神的な踏ん張りだけでどうにかなるものでもなくなってくるから、身体もしっかりしておかないと仕事をまっとうできなくなってきますわね。
まず低血圧。血圧低めとは自覚していたけれど、いわゆる「低血圧」に属すという認識はしっかりもっていなかったので、そうなんだ、と今回初めて自覚。なんだか、腕を横にのばした状態、上にあげた状態で脈をはかろうとすると、脈が打たないのでカウントできないのだとか。死にかけかと…。
そして貧血。これも、いわゆる「貧血」に属す数値にあるとは、生まれて初めて自覚。確かにサウナで倒れたり、お風呂あがりに倒れたり、健康診断の採血で気を失ったり…の過去はいくつか持っているものの、空腹時だったり、長湯したときだったり、恐怖におののいていたときだったり(採血)、それなりに特別感のある状況だったからだと思っていたのだけど、どうやら違ったらしい。全校集会で倒れたことなんて一度もなかったので(貧血といえばそのイメージ)、大人になってからなんだろう。
あと冷え性だったり、胃下垂の気があったり、そういえば歯もな、目もな、と挙げだしたらきりがない。でも、修理しだしたらきりがないし、きっと長年生きてくれば誰でもそんなもんなんだろうと勝手に思い込んでいるのだけど。
とりあえず60歳くらいまでは生きるのかなぁというイメージがあるので、あと25年間くらいは身体がもつよう多少は生活を見直していったほうがいいのかなぁと思ったり思わなかったりの今日この頃。
で、まず私は胃腸が弱くて、ご飯(お米)の消化能力をもちあわせていないようなので、最近はパン食中心にしてみている。あと、体温より低いものは身体が受け付けないようなので、食べ物はあったかいものか常温のものを。これはもともとそうしていて、アイスクリームとか冷たい食べ物は身体にこたえる自覚があったので、薦められてもいただかないようにしていたのだけど(子どもの頃ディズニーランドでアイス食べておなかこわして、パレードの前にみんなを巻き添えに撤退した暗い過去をもつ)。
油もの、お肉、欧米ものを避けるという指導も、まぁ普段から逆のほうを好んで食べていたから別段困らないような気がする。が、コンビニもの、スーパーものは避けなさいというご指導は、正直「じゃあ、私何を食べていったら…」という涙の終末観。
で、ちょぼちょぼ台所に立ったりしつつ、冷蔵庫も空っぽ状態(というか水のみ)から脱して何かが入るようにはなってきた。しかしお昼はなぁ、なかなかコンビニと縁をきれないので、大目に見ている。とにかく気合をいれて何かしようとすると、かえって長続きせずに終わるのが目に見えているので、ちょぼちょぼ生活改善中。
あと、23時には横になるとか、目を休めるとか、姿勢よくとか、いろいろやることがあって、なかなか。気合をいれず、しょぼしょぼ改善していこうと思う。運動は、そろそろ毎日やっていた習慣を取り戻さないとなぁ。
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