頭と心の猛特訓
実は今週水曜から土曜まで、とある専門家になるための過酷すぎる訓練を受けておりまして、会社をあけておりました。連続の振休消化で一見バカンス風、しかしてその実態は…。突風に身を任せて、けっこう日が迫ってから個人的に受けることを決めたので、事前情報もさして持ち合わせておらず、まさかこんな過酷な日々が続こうとは思いもしませんでした。というか、楽とも過酷とも、とくにこれという先入観をもたずに申し込んだのだったと思いますが、前日までにあれこれの予習をし、参加してみたら毎日朝9時から夜9時過ぎまで都内のホテルに缶詰め、ずっとずっとずっとずっと頭と心をどちらもフル稼働させ続ける日々でした。
一日のプログラムが終わると、「精根尽き果てるとはまさにこのこと!」という状態に。ぎりぎりまで神経を集中させ、終わったらとにかく帰って寝るのみ。翌朝はプログラムが始まるまで前の日の復習。とにかく濃厚な4日間でした。なんか4日間で2~3週間分のエネルギーを使い果たしたような感じ。
というのも、4日目の最終日の午後がテストなのでして、これも受ける前までは「へぇ、テストもあるんだー」くらいの認識だったのですが、初日行ってみたらまぁやるからには資格取らなきゃそれはそれでどうなんだろうという緊張感が芽生え…。しかしこれがまた、精根尽き果てるテストで、夜9時までとはならずとも、最終日の今日もやっぱりへとへとになりました。ともあれ本日で一通りのプログラムが終わりました(審査結果の通知は先だけど)。
いやはやとにかく、ものすっごい精神を鍛えられましたし、数日前には知らなかったこと、感じえなかったこと、気づきえなかったことをたくさん得た実感があります。それにもまして、自分自身がいかにわからないこと、できないことをたくさんもっているか、それが数日前よりはるかに具体的に見えている状態、そうでありながら気分は打ちのめされた感と真逆の状態にあることが、なんとも不思議というか。生きていく上で何か(これがまだ言葉にできないのですが)貴重なものを得られた感覚をもって家に帰ってきました。
一方で、まだ頭も心も整理できていないので、このまま放置したらここ数日の努力が何にもならず風とともに去っていってしまうという恐怖感もあります。せっかく20代後半で車の免許を取ったのに、いまや一人前のペーパードライバーという前科もの。これから振り返りの時間をもって、何をどういうふうに定着させて、そこにどう知識とスキルと経験を積み上げていくか、もったいないことにならないようにしっかり考えて活動していきたいなと思っています。何より、より高い専門性をもって人のキャリアを支援するという目的のために。すごく大切にしたいなぁと思うものを与えてもらえたと思うし、ものすごく尊い先生に直接教えていただけたし。
というわけで、それって何なのさ…という話なんですけど、“弱い意味での”不言実行人間なので、今日の審査が通ったらぜひともここでご報告させてください。そしてダメだったら再チャレンジして、通ったらここでご報告を…。いやそんな、神さま、お願い、受からせて。ということで、あとは善行を積みつつ勉強を続けつつ天からの便りをひっそりと待ちます。
いやー、とにかく疲れた。でも人生の中でもそうそう経験できない充実した4日間でした。すみません、ただの思いのたけオンパレードな話で。
最近のコメント