4年に一度の風
昨日気づいたことだけど、社会人になってからのオリンピック年を振り返ると、そこが転機の年になっている。まぁ最初にいっちゃうと、それ以外で同等の転機を迎えている年もあるし、「社会人になってから」って限定している時点でこじつけ感満載なんだけど。私が概ね4年周期で転機を迎えていて、社会人のスター トを切ったのがオリンピックの年だったとみた方が自然かも。
ともあれ、私は1996年に短大を卒業して就職し、1社目を4ヶ月で退職して翌月から今の仕事の起点となる仕事に就き、1996年は大いに転機だった。
その会社を辞めたのが2000年。辞めた翌月から次の会社で働きだした。一言でいえばプロジェクトマネジメントの基本を体得させてもらえた場だった。基本は基本だけど、とにかく一人で預かる部分が大きかったから、「責任もって絶対最後まで預かりきる」っていうのは、結構世の中できていない事も多い中で、仕事力の面でも精神的な面でも本質的な基盤固めをさせてもらえた。“できない自分”を受け止める強さも得たし、ここで後々の成長の糧となる“自分で育つ力” も大いに養えたと思う。
その事業を一旦閉めることにして(雑誌でいえば休刊みたいな意)、それとあわせて私も退職することにしたのは2003年の半ばなんだけど、その後の1年ちょっとでキャリア支援の専門性を磨くことにした。学習面ではキャリアカウンセラーの資格をとり、実践面ではネットを介して数千件の転職相談とか履歴書添削をする仕事をして、これで2004年が暮れた。この年に今の会社に移る準備を整えて、翌年1月から今の会社。
オリンピックはまぁ意味があろうがなかろうがな話だけど、とにかく4年に一度くらいのタイミングで、私自身が「あー、風が吹き出したなぁ」って感じることがあって、実際自分の生きる道をどこかに方向づけるあれこれがあって、毎回けっこう重大な決断を下して一気に動いているって過去はある。
それもまぁ、過去の話っちゃー過去の話。大事なことは、2008年の今、私はしばらくぶりに「あー、風が吹き出したなぁ」って感じていることだ。でも、なんだろうなぁ、これまでとはちょっと違う感じもする。風は吹いてみないとわからないけど、大きな流れの中でいろいろなことが動き出している気はする。私ができることは、その風を感じて、その風の本質を捉えること、乗る風に乗って乗らない風に乗らないこと、乗ったら乗ったで精一杯努めること&愉しむこと。
あ、転職の意向はありません…(笑)
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