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2008-01-19

一対一党

年始からずっと、濃厚な仕事がかなりどかどかあって、たいてい夕方くらいには頭から湯気が立ちのぼってきます。そうすると、近くのお姉さまがお団子とかく れたりします。向かいの出産をひかえた同僚が、私の3秒ルール(食べ物落としたときの)に関する考察を文句言いながら聞いてくれたりします。新卒の女の子が私のヤッターマン話 につきあってくれたりします。ありがたいことです。

で、3、4分ふぃーっとやったら、また淡々と淡々と仕事をします。今も昔もなく、社内も社外も関係なく、とにかく私は淡々と仕事をするらしい。いろんな人の話を聞くにつけ、そのことに改めて「へぇ」と思わされる今日この頃です。

そうそう。1月は、ランチや晩ごはんで新旧のお知り合いとお話しする機会がちょこちょこあって、なんだかすごく人好きな自分に気づきます。団体でわーっと やる会に出ると、自分は人嫌いなんじゃないかと思えてきたりすることすらありますけど(笑)、一対一でお話しているとやっぱり人が好きなんだなって思いま す。

私実は、ものすっごい一対一党なんです。理由も明確に把握しています。一対一で会うっていうことは、その時点である程度、その人は自分と一対一で話す ことに意義を感じてくれている、少なくとも私が自分の話をすることに対して許してくれているって前提で会えるわけです。そうすると心置きなく話せる。そう じゃないと、自分が話すことは、この場でどれくらい許され、求められているのか、どういう話ならこの場にとって有意義なのか、どこから先は要らないのか、 そういうことがどこかで引っかかり続ける厄介な人間なんです。

なので、旧友などに一対一で会って「mrkさんはどう?」「どう思う?」「どうしてた?」なんてこちらに自然に関心を向けてくれているような視線や質問を受ける と、なんて奇特な人なんだろうとしみじみ有難く思ってしまいます。そうしてするする気持ちがほぐれていって自分の思うことを思い切りしゃべっていて、 あぁ、私こんなに話すんだなぁと自分でも不思議に思ったりすることがあります。

そして思うのは、そういう人たちに対して自分が話しているときの自分のことを、私は結構好きなんだよなぁと(笑)。その人といるとき、その人と話している ときの自分のことが好きだと思う、それが究極の、その人が好きということなのかもしれないなぁなんて、なんとなく思ったりもしました。そういう人との関係 を、出会った時期の新旧を問わずこれからも育んでいきたいものです。

それとはまた別の話ですが、一対一党ということでは、広義のシゴトの方面でも、今年からはカウンセリングそのものも少しずつ手がけていこうかなと思い始めたりもしています。今、ちょっとずつ準備中。

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コメント

読んでいて、(夜中までの仕事の忙しさなどは全く違いますが)
まりさんと私、、結構似ているかも、、とあらためて思いました。

私も1対1のときと、4-5名以上の中にいるときとでは全く違います。
1対1で、しかも相手が私の話を聞いてくれる体勢、雰囲気を持っていてくれると、とめどなく話すことができ、「私ってこんなにおしゃべりだったんだ!」とそんな自分に驚くほどです。。
ただし、相手が「今日は私の話を聞いて欲しいの」モードで話し続ける時は、ほとんど自分の話は挟まず聞き役に徹してしまいます。

4-5人以上(もしかすると3人でもそうかも)になるともう完全に、「この場で私が話すことに全員が興味を持ってくれているのか。つまらない話題じゃないだろうか。他の人の話を聞くほうがいいんじゃないだろうか」という無意識の防御壁が出て、よほどこちらに話題を振られない限りはこれまた聞き役になります。
たぶん、その方が自分が楽なのかもしれません。。

・・・ってこうして、あまり人と話すのは得意でない私がまりさんのブログのコメントでは饒舌に書いているのも、1対1であることと、まりさんのぬくもりがあるためだろうな、、と思って今日も長く書いている私です。。(^_^)

お会いできるの、すっごく楽しみにしています!!

ほーんと、不思議なほど似ていますよね。「たぶん、その方が自分が楽なのかもしれません」というとこまで共感です。(笑)
そうなんですよね、特に悲観的にとか、気をつかってそうしているわけでもなくて、なんとなくそうなっちゃってるというか、単純にそういう性質だから仕方ないというか。
また、自分が話すのではなく、自分が誰かに質問を投げかけるのでも、3人以上で話しているときと2人で話しているときでは、質問の方向性とか内容の深度を無意識に変えてしまっていて。
結局、2人で話しているときに合わせている枠のほうが、話すにせよ聴くにせよ自分の感覚に合っているんだろうな、と思います。あぁ、なんかわかりづらい話になってしまった。その辺じっくり語らいましょう!

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