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2007-08-26

カウンセラーだった

金曜はひょんなことから某若者の恋愛相談を受けるかっこうとなり、お酒を酌み交わしつつあーだこーだと話をきき、話をした。なんだか普通のオトナの夜みた いだ。私の返した話は、本人にしてみればものすごく視界の開けた腑に落ちる話だったようで(受け止めるのは痛い話なのだが)、なんか有意義な時間になっ たっぽい。私も有意義だった。

自分なりにカウンセラー適性みたいなものを感じつつこっちの道を歩んできているわけで、その辺の筋力を使って、その人が自力ではつかめない何かを届けられるというのは、まぁそうありたいなぁとか、そうでないとなぁという思いでもあるわけだけど。

ちなみにこれは自慢ではなくて、人の適性というのは360度に広がっていて、誰しもどっちかに適性が向いていてその反対側には向いていないという話であっ て、私の適性はこっち側という話だ。そうやっていろんな人が、他の人にはなかなかできないものを提供しあって交換し合っているのが健全な人間関係ではない かと、私の頭の中はそういう絵になっている。

でも、今の職場にきてから人の相談に応えるってのは本業においてこなかったし、もちろん意図して他の軸足を選んだんだけど、「広義のカウンセラーを本来的 な自分の立ち位置としてすえつつも」という基本路線が見失われていたような気がする。そう思い続けてはいたけど、そうできてはいなかったというか。

最近は特に机に向かって企画立てるとか仕組み考えるとか、人とのやりとりもいかに前に進めるべきかって視点ばかり走っていた気がして、カウンセラー筋力をつかって誰かに何かを直接届けていく機会がものすごーくなかったな、と振り返った。

やっぱり、適性をフルに活かしてその辺の筋力を使ってもっともっとそれを鍛えつつ、軸足を広義のカウンセラーとして生きていく(仕事していくって限定はな く)っていうのが、ありたい姿なんだよなぁとほんわか思い、そういう人との関わり方とか、時間の使い方とか、もっと大切にしようとほんわか思った金曜の夜 だった。

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