「夕凪の街 桜の国」
一人でふらっと映画を観てきました。3年前くらいに原作を読んだ「夕凪の街 桜の国」という映画。意図してそうなったわけではないのですが、レディースデーで1000円でした。んなことはどうでもよくて、この映画、全人類に観てほしいと思いました。
戦争とか原爆ってものがどういうものなのか、頭でもなく心でもなく、人の肌感覚に届けてくれる映画だと思います。中ほどに出てきた深すぎるセリフが、実は 数年前に個人的に頭に浮かべた言葉とほぼ同じもので、それがまた重なってだいぶ深いところに突き刺さる映画でもありました。
映画を批評できる目など一切もっていないけど(たいていの映画は監督の思い通りに号泣する私)、ストーリー性も豊かで俳優さんの声も心にしみいってきて、テーマを別にしても感情を揺さぶる映画なんじゃないかとも思います。
で、今回の映画ももうずっとボロボロ泣き続けてみていたのですが、「泣ける映画」とかそんな形容はまったくしたくないわけで、泣けようが泣けまいがとにか く観るべき映画だ!と強く皆さんに薦めたい映画です。私たちが引き継いでいかなきゃいけないのは、たぶん、戦争がもたらすモノの、この肌感覚的な理解なん じゃないかと思います。
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