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2007-06-14

こころの処方箋

買ったばかりの粘土を丸ごと素手でもってもみほぐすような感じで、心身の緊張を解きたくなったのだった。やさしく、やわらかく。それで今日は午後休にした。帰り道には、河合隼雄さんの文庫本「こころの処方箋」を買って帰った。

朝8時前に出勤して、かたこと昨晩の主催イベントのお片づけなどやっていたのだけど、なんだかひと通り片付けて頭使う系の仕事に向き合おうとしたら、全然使い物にならなかったのだ。この状態でずっと仕事していても意味ないなぁと思い、たまっている振休を引き出しから取り出して上司に声をかけた。

「いや、特に体調も悪くないですし、理由もないんですけど、これから半日休みにしていいですかね」と。なんだそりゃという感じだけど、実は私、結構こういうサラリーマンシップにのっとらない唐突休日申請が多く、上司も笑ってOKしてくれた。まぁ、使い物にならないのに定時まで座ってるほうが会社に申し訳ない気分になるし、明日からまた頑張りますから、今日は燃え尽きさせといてください、と。

で、河合隼雄さんの「こころの処方箋」。状況的に「なんてベタな本の選び方なんだ……」とあきれている方もあるかもしれないが(笑)、河合隼雄さんはもともと私の大好きな人で、これも以前から読みたいと思っていた本の一つ。しばらく専門書の類ばかり買っていて、これらを読了せねば先に進めないと買い控えていたのだけど、今日はとにかくやわらかい本、肌触りすらやわらかい文庫本じゃないと体が受けつけないということで、開き直ってこれを購入。

とりあえずこの半日は、考えるのをやめて頭を休憩させよう。心を揺さぶって、考える頭と感じる心のバランスをちょうどよいところに合わせよう。というわけで、これからコーヒーやさんに行ってきます。河合先生よろしくお願いします。

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