Web2.0
私は高校時代をかなり風紀に厳しい女子高で過ごしていて、当然朝先生を見かければ元気に「おはようございます」と挨拶する習わしだったんだけど、ある日ミスター生活指導な学年主任の先生に「おはようございます」って挨拶したら、先生が「うむ」って返してきて、この人本当にバカなんじゃないかと思ってしまった(失礼)。でも、当時で今の私よりずっと大人だったんだけどな。
けどまぁ、そういう形骸化の傾向って世の中のあらゆるところで起こっていて、自分の日常の中にもそういう「バカなんじゃないの(失礼)」ネタが潜んでいるんじゃないかと思うと、どきどきしてしまう。「うむ」「うむ」言いながら子どもに「挨拶しなさい」と生活指導するような大人にだけはなりたくないなぁと思う、でしょ。それも、そのおかしさに気づけないなんて、恐怖である。
いつも心に太陽を。じゃなくて、いつも全身に本質を見つめられる純粋な目をもっていたい。大人が気持ちよさそうに挨拶してくれたら、子どもだって挨拶するのって気持ちいいことなのかなって本質をみながら挨拶を覚えるのにね。
「Web2.0」の本を読んでいたら、なんとなーくこの思い出がよみがえってきた。これからの世の中は、そういう意味で1.0と2.0に二極分化していく気がした。……って、どういう意味かはうまく説明できないんだけど。
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