障害に打ち勝つこと
ここでも話に触れた、スノボで事故に遭って障害者となってしまったコが、この度めでたく就職先を決定した。昨秋国立職業リハビリテーションセンターの文化祭で会って以来、受講と並行して取り組んできた就職活動に関して、私も時々相談にのったりしてきたのだけど、今回センターのトレーニングで身につけたDTPのスキルを活かせる仕事に就くことができたようで、弾んだ声で内定報告の電話をかけてきてくれた。
就職すること自体が初めての若者なので、これから一つずつ仕事の大変さや楽しさを味わっていくのだと思う。初めのうちは大変さばかりを味わうことになるかもしれない。その時、その苦悩をなんでも障害のせいにしないで、真正面から受け止めてほしいなと思う。
多くの場合、それは身体的な障害の問題ではなくて、若者のほとんどが仕事に就いたときにぶち当たる壁、乗り超えていくべき障壁なのだと思う。みんなそれぞれにいろんな障害を抱えて頑張っているから、彼にも頑張ってほしい。
コメント