始まりと終末
何かの始まりを感じる時、同時にその終末まで考えが及んでしまうことがある。その終末を迎えるのが怖くて、初めの一歩を躊躇している自分に出合うと、歳とったなぁと思う。
でも、もう少しよく考えてみると、何の終末も迎えないために、何も始まらない人生を選んで、いったい何になるというのだろう、と思い至る。
桜が咲く頃、思い出す言葉。
「散ることを知りながら 咲くことを恐れない」
いい言葉。
※用美社「拝啓サクラさく」(黒田征太郎/絵 日暮真三/文)より
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