虫歯みたいな痛み
ここしばらくちょっとフル稼働。少し遅めに会社を切り上げると、なんやかやと家に帰ってもやることがいろいろあって、そのまま仕事モードで床につくためか、夢の中でもかなり濃厚に仕事のことを考えている。だから、朝起きるとまず、夢の中で思いついたことなどをメモに残したりしている。怖い…。そしてまた、休日もかなり濃厚に仕事のことばかり考えていて、というか明らかに仕事をしている。
まぁ、それもまた人生。やりたいことがあるならば、それに相応の時間を割くのは当然だし、そうやってどっぷり時間を割いただけ欲しいものを得られる環境があるのはとても幸いなことだと思う。
そう思いつつも、今日はなんだか一気に落とし穴に落っこってしまった。仕事だけを取り上げればたぶん申し分のない状態で、あとは自分が頑張った分だけ得られるものも大きいというところなのだと思うのだけど、人生という枠組みに広げてみると、ちょっとでこぼこな感じもしてしまう今日この頃。
ずっとそばにあった大切なものが目の前から消えてなくなってしまうのは、初めからそれをもっていないよりもずっとずっと耐え難い。「無い」ことより「失う」ことの方がずっと心が痛いものなんだなと、28歳ともなればふと何気なく思ってみたりもしましょう、ねぇ。
こういう痛みは「失う」その瞬間にも人の心を覆い尽くすけれど、その後も静かに静かに人の心を浸食していたりする。時々そのことをさりげなく合図していたりもするのだけど、それはそれで軽い虫歯のように知らぬふりしてどうにかやり過ごしていけるもので、やり過ごせるものはやっぱりやり過ごしてしまうのが人というもの。それでそのまま長く放置してしまうと、ある時一気に激痛が走ったりしてねぇ。でもまた痛みが鈍ってきて、そのままにしてしまったり。そうしてまた…。まぁ、しばらくはこんな感じでいくかなぁ。
« 就職活動の支援活動 | トップページ | この会社で自分にできること »
コメント