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2005-01-30

就職活動の支援活動

今日は日頃お世話になっている方の誘いで、就職活動中の学生の勉強会に参加。「見学させてもらう」という感じでおじゃましたのだけど、一日を終えて振り返ってみると会の頭からどっぷり参画させてもらっていたという感じ。基本身構えてしまう性質なので、こういうふうに良い意味で有無を言わさず人を巻き込んでいってくれる会は何気に大変ありがたい。

実際何をやったかというと、今日は面接対策の勉強会だったようで(というか模擬面接の体験を通して、まずは自分の現在地と現状の課題を知ろうという辺りが裏目的なのかも)、私は個人面接と集団面接の面接官&その後のフィードバックを担当させてもらった。

そんなの私にできるのか…と思いつつも、まぁひとまずグループに分かれて着席してしまえば目の前には日曜の昼間にスーツを着てやってきた学生さんたちが緊張ぎみに並んでいるわけで、やれるだけやってみようという気持ちになる。それで、とにかく個人面接とフィードバック(8分×5名)が延びて1時間くらい、その後人の入替えをして別の5人のグループ面接とフィードバックを1時間くらい行った。見た目穏やかに頭の中フル回転で夕方まで走り続けた。

その数時間の何が大変って、全員に対して同じ集中力で対応し続けるのがものすごく大変だった。一人一人面接の進行をしつつ、学生の話を聞きつつ、その人をよりよく知るために適切な次の質問の仕方を考えつつ、発言した内容や表情・しぐさに表れる評価をしつつ、きちんとフィードバックするために具体的な行動証拠をメモに残しつつ、さらにその人がどういう魅力をもっていてどういうふうにしたらその旨みが出るのかなぁと考えつつフィードバック…。

これを同時並行で全部やった上、個人面接では次から次へと学生が入れ替わり、グループ面接では複数の人を相手にやっていかなくてはならないなど、日曜の私にはありえない集中力を発揮。…したものの、やはり長時間持続するのは大変で、夕方には「もぬけのから」状態になってしまった。実際、上に書いたようなことやりきれていなかったし…。

この会に誘ってくださった方とか、どういう頭の構造でこんな処理を長時間行えているのだろう、と不思議に思ってしまう。もともとの作りが違うといってしまっては先がないので、ひとまず経験で伸ばせるところまでは自分も伸ばしていきたいなぁと…。

あと、私自身が持ち帰ってきた具体的な課題としては、人事担当者と各選考過程で人事の決裁権を持つ方の感じ方、捉え方、判断の仕方みたいなところが、自分の中でまだまだ不透明だということ。一人ひとりの採用担当者ごと、企業ごとに異なるのは当然なのだけど、どこまでは「傾向」があって、どこからは「一概にいえない」領域なのかをもう少し生々しく知識として吸収しておきたいなと思った。これはちょっと意識しておきたい。

今日自分が担当させていただいた学生さんにどれくらいのものを持ち帰ってもらえたのだろうと思うと、まだまだ先は長いなぁと思うけれど、多少なりとも自分のできることが具体的にあって、それが自分の高めていきたい部分でもあり、それがこういう経験を通して高めていけるものであり、そういう場に行く機会にも恵まれているのだから(これって実はいろんな幸運が重なり合っているものなんですね)、今後も取り組んでいきたいな、と思う。就職活動の支援活動は当面こんな感じで、自分のできるところをいくつかやっていくつもり。

2005-01-27

初給料を白い歯に捧ぐ

今の会社に入社して初のお給料日がやってきた。といっても給料日は25日で、実際は2日前に支給されていたのだけど、お財布に2、3千円入っているのをいいことに(一枚お札が入っていれば不安なく過ごせます)、銀行に行きそびれたまま今日に至り。本日中には家賃を支払わなくてはならなかったので、今朝振込みがてら銀行へと足を運んだ次第。

すっかり忘れていたのだけど、前職のお給料は毎月15日締めの当月27日払いであって、12月16~27日までに前職で働いた分のお給料が本日1月27日に振り込まれていた。なんだか数枚運だめしに購入したものの忘れかけていた宝くじの1枚が当たっちゃったような感じ。宝くじ買ったことないけど。

何はともあれ、臨時収入?もあったしお給料も増えたし、年末に個人で仕事した分の報酬も入ってくるし、ここは一つ自分へのご褒美でも!と考えたってバチはあたるまい。この一年控えてきたCDや本の衝動買い、洋服やカバン、靴を買いに行くなんてことも、思い切ってやっちゃっていいんじゃないかしら。ささやかな贅沢ではないですか、と思う。

しかし!ダメなのである。まだまだ使えない。まずは歯医者さんに大金をあげなきゃならないのだ。年末歯医者さんに行ったところ「8千円コースの銀歯、8万円コースの金歯、10万円コースの白い歯、さぁあなたならどれにする?」という究極の選択を迫られ、冬休みの宿題として持ち帰らされたのであった。

8万出して金歯は論外だったけれど、銀→白で料金10倍以上ともなると、銀歯もありかなぁとか思ってみたりもして、年末年始の沖縄旅行中、確か元旦の朝だったような気がするけど、朝食いただきつつ家族会議にかけてみた。

…ところ、女性陣(母と妹)が即答で10万円コースを薦めてきて、「お姉ちゃん、そこで何で悩めるのよ!」的「10万円の白い歯以外の選択なんてちゃんちゃらおかしくて笑っちゃうわ!」的バブリーな反応で。ちなみに父は8万円の金歯を推奨。「なんで?」「かっこいいじゃん。10年後には白い歯なんてダサくなってるかもしれないし」。いやいや、だって歯ってもともと白いものだし…。

というわけで、母と妹の薦めで10万円の白い歯を選択することにした私には、やっぱりお金がない。昨年一年間少しずつ少しずつ預金を切り崩していた…という事実を思うと、さらにお財布の紐もぎゅぎゅっとなる。そうそう、もうしばらく辛抱しよう。そうしよう。あぁ、早くささやかな贅沢を許してあげたい。

2005-01-24

水の輪廻転生を願って

日曜日の昨日は朝から雪もちらつき、終日ひどい寒さだった。外から帰ってくると、すっかり冷えてしまった体をとにかく温めようとお風呂へ直行。ちゃぽんと湯船につかりつつ読書。その後お風呂から上がって、歯をみがいたり顔を洗ったり。この辺りで確か9時をまわっていたはず。それから部屋の中で縮こまって、音楽を聴いたり溜め込んでいたあれこれをやって、そのまま就寝。

そして今朝。なぁんかゴトゴト音がするなぁと思いつつ寝ぼけまなこで洗面所の扉を開けてみたら、目の前に恐ろしい光景が。蛇口から洗面台に向かって水が流れ続けている。それもダダダーッと一直線にたいそう勢いよく。

うわぁーっと思って、「ごっ…ごめんなさいっ!」と口をついて出たものの、蛇口に謝っても誰も許してくれない。蛇口だって、もうとっくに怒りを通り越して、あきれ果てるに留まらず全身疲れ果てて、アンタにかける言葉などないわ、といったふうだった。

そりゃ、そうだよね。私が眠りついていた6~7時間に加え、昨晩お風呂からあがってきてから2~3時間起きていた間もずっと、あなたの働きに一切気づかずにいたのだから。

そして、申し訳ない相手はもちろん蛇口だけに留まらない。蛇口の先に、世の中のいろんな人が映し出されていって、水をきれいにしてくれている人や水に困っている人、水を大切にしている人たちに、もうなんて言っていいのやら。はぁ。ごめんなさい。…としか言いようがない。

また誰の目に触れることもなく、蛇口から20~30cmの間の短い生を終えていってしまった10時間の水たちに、心からお詫び申し上げます。もう二度とこんな思いはさせませんので、どうかまた生まれ変わってきてください。

2005-01-21

仕事の面白さ

仕事の方はとても充実している。会社から提示されたいくつかのミッションを受けて、何をどう進めていくかそれぞれ一から計画を立てて、机上であれこれ思考して文書にまとめて、日々様々な人たちとの出会いや再会があって、あれこれご協力とご指導を頂いて、一歩ずつ前へ前へと進んでいく、道なき道をゆく感じ。その道中で人の輪が生まれ、その道の先にものが生まれる。

いわゆるビジネスマン(最近はビジネスパーソンという?)のクリエイティビティって、こういうところに地味ぃに、でも確かに存在していて日々発揮されているものだと思うのだけど、これって実際に体感するまではなかなかその存在に気づくことができない。だから、「自分の創造性を発揮できる仕事に就きたい」と考えた時、就業経験のない学生さんなどの中には、いわゆるビジネスマンとかサラリーマンとかいう類に属することに端から抵抗を感じてしまう人が少なくないのではないかと思う(どれくらいいるかは全く想像つかないけれど)。

就職活動中の学生さんに、こういうものの存在を少しでも感じ取れる機会があれば、社会に出ることへのわくわく感をいくらか高めてもらえるかなぁと思う。そのために私ができることといったら、彼らとのつながりをもって、自分の感じるところを率直に、でも押し付けがましくなく伝えていくしか無いと思うのだけど、まだまだほんの少ししかできていないのが現状。まぁ、できるところからやっていこうと思う。

ここで話は一気に自分の仕事のことに戻り、新しい職場で仕事を始めて思うのは、以前よりまともに仕事を進められるようになったなぁということ。「仕事のできる人」レベルで考えると、謙遜でなく本当にまだまだ下の方でうろついている状態なのだけど、過去の自分比較で考えると結構伸びてる感を味わえる。ビジネスの基礎力みたいなところのレベルアップであって、あくまで自分比なのだけど。そんなことをすかさずしっかり味わってしまうのが、私の自分に甘いところ。まぁ、反省点は反省点で山ほど認識しているので堪忍して。

とにかく、自分の力を全力で発揮しながら頑張れる場所を持っているというのは、とても嬉しくありがたいこと。そして、これは前職までの仕事経験で人から学んだこと無しには決して得ることのできなかったもの。この幸いは、本当にこれまでに関わった多くの人のおかげだと思う。そういう感謝の気持ちを良いプレッシャーにかえて、仕事に取り組んでいきたい。ひとまず、良い転職ができたなぁ、仕事って面白いなぁと思う今日この頃。

2005-01-18

頭でっかち

新しい会社に入社して2週間、振り返ってみると、私は常に「自分」と「会社の人」を対峙させて捉えてきてしまったような気がする。もちろん「競い合う」というニュアンスでは全くないのだけれど、自分とは違うものとして捉えた上で、自分はどう交わっていくべきなのか、会社の中で自分はどうあるべきなのかなんてことに、無意識に頭を使っていたような気がしないでもない(曖昧)。

だけど、本当はそんなところで力む必要なんてないんじゃないか…と、週末自分にふっかけてみた。ひとまず入社した時点で事実上「会社の一員」「ともに働く仲間」にはなっているわけだし、自由な風土で会社の皆さんも優しく受け入れてくださっている。となれば、あとは無理に「会社の雰囲気の平均的なところ」を正確に捉えて、そこに照準を合わせた自分であろうなんて努力をせずに、同じ目的のもと自分らしく関わっていけばよいだけのことではないか。

まぁ書いてみたら当たり前のことだなぁという気がするし、以前から「そろそろこれくらいの年にもなれば、あえて自分を何かの型にはめようとせず、初めから自分らしさをベースに人と関わっていっても良いのかなぁ」なんて思い始めていた…はずだったのだけど、思っていても結局できていない、ということが私には非常に多い気がする。ひとまずそんなことを週末に感じて、少しずつ、自分らしくある時間を持ち始められているような気もする。少しずつだけど。

そろそろ入社直後の困惑から脱出して、会社の人たちと手をつなぎ、お客さんのために仕事をしていけるようになりたい。一つ一つ任せてくれる仕事たちをしっかりと引き取って、責任をもって愛情をもって育てていきたいと思う。そういう気持ちがあれば、今感じている戸惑いなんて面白いほど簡単に吹き飛ばせてしまうのかもしれない。というわけで、このところ恒例の…、頑張ろう。

ちなみに、「自分らしくある」のだけど、変に意識して「自分らしさを打ち出す」状態にもっていかないことが大切かなって思う。静かに時間をかけて伝わっていけばよいものだと思うから。これはかなり私見なのだけど。

2005-01-14

モード自動切替

にわかに仕事が立て込んできた感あり。とりあえず今後この会社にいる限り「暇をもてあます」とか「退屈」とかいう感覚とは無縁に過ごせるだろう。業務もあれやこれや、ミーティングも入れば外出も入る、授業もあればイベントもある。うっほほーい、キーーン!という状況。(Dr.スランプアラレちゃんですね)

前職の一年間はほとんど着席していてほとんど定時あがりをしていたので、転職後しばらくは体がついていかないのではないかと心配もあったけれど、なんてことはない、体はしっかり覚えているものです。入社日から2週間弱、すでに前々職までのベンチャーモードが蘇っている。なんだか懐かしいなぁ、この感じ。自分の仕事との関わり方や時間の使い方、仕事を通じて関わる人たちと共有する空気感みたいなものまで、故郷に帰ってきたみたいな感覚。

なんて、のんびり懐かしんでいる場合ではない。120%全力で頑張らないと私の能力じゃ全部が足踏み状態になってしまう。でも120%って、やればやっただけ成長していけるラインだと思うから、フル回転で頑張ろうって思う。

2005-01-12

2年ぶりの現場復帰

今日は年始最初のトレーニングということで、授業内容や一連の運営業務を把握するため一日中トレーニングルームに張り付いていた。教室に受講生がいて、講師がいて、そして自分がいる。この空間、あぁ帰ってきたんだなぁと非常に感慨深い。数えてみれば前々職で最後の受講生を送り出して以来、教室という空間からはまるまる2年も遠のいていたのだ。

実際久しぶりに現場に立ってみて、やっぱり「目の前に受講生がいる」という環境は、私を一気にドライブさせるのだなぁと実感した。受講生というのは、私にとって超強力なモチベーションリソース(働く動機の源泉)なのである。

そして、受講生に声をかけられて対応する時、プレゼンの評価をフィードバックしている時、ごく自然に以前と何ら変わらない「受講生に対する自分」がよみがえっているのを感じて、それがとても嬉しかった。なんというか、体が覚えているという感じで、目の前の受講生にまっすぐ向かっていく自分の健やかな気持ちに触れることができたのだ。

まだまだわからないことだらけでできることは非常に限られているけれど、この気持ちを大切にして、一つ一つ支援の幅と深さを追求していきたいと思う。とても刺激的な一日。とても大切な一日。

2005-01-09

妹にキャリアカウンセリング PartII

昨晩は実家近くで友人と会ってお酒を飲み、そのまま実家へと帰った。というのも、先日妹からメールが届いて、転職活動するにあたって応募書類の書き方を教えてほしいと頼まれたのである。2004/10/10の「話」で書いた休暇に終止符を打って活動を開始するようなので、私も応援したいと思っている。

それで今日は午前10時から結局4時間近くかけて、これまでのキャリアを書き起こすところから自己PRや志望動機を文章にまとめるところまで一通り行った。やや介入しすぎたかなぁという反省もあるのだけど、自分の経験や今後の方向性を言語化する訓練になったと思うので、これをしっかりと今後に活かしてもらえたらなぁと姉は思うのである…が、この思い、届いているかしら。

妹は、私がつい最近までユーザーサポートを担当していた求人サイトに応募したい企業が掲載されているというので、そのサイト上にキャリアを登録して応募手続きまで完了。ご利用、ありがとうございます。

まぁたぶん書類選考は通るかなぁと思うので(甘いかなぁ)、面接までにどんな準備をしておけばよいか、面接にはどのように臨むかなどあれこれ話して、ぶっきらぼうに励まして夕方実家を後にした。あとは、彼女の頑張り次第。

とはいえ姉さんはやっぱり心配。あぁ拾ってもらえるといいなぁ。頑張れ、妹。

2005-01-08

目的と手段について

自分の行いのすべては「手段」であって、「目的」ではないのだろう。「食べるために働く」とたとえ目的的に「食べる」を使ってみても、結局は「食べる」ことだって何らかの「手段」に過ぎないのである。

そして、その一つ一つの行いの本当の目的は、万人、万事にこれという共通したものがあるわけではなくて、その人、その時々で全く異なるものなのだと私は思う。「よしおさんが食べる」ことと「よしこさんが食べる」こと、「毎日食べる」ことと「今食べる」こと、どちらも欲求の出どころは違うのではないか。

ただ、目的はいつだって誰のものだって、自分の中にある。自問してみれば、自分の目的はわかるようになっている。たぶん、そうなのだ。

だからこそ普段は見失いがちになってしまったり、それが習慣づくと自問してもすぐに答えが出てこなくなってしまったりするけれど、自分の思い次第でいつだってここに帰ってこられる。いつだってここから始められる。

「食べる」ことだけではなくて、自分の目の前にぼんやりとしている「それ」についても、目的は常にここにあるのだ。

2005-01-07

研修終了

入社初日に比べれば当然のことながら、少しずつ会社での時間を落ち着いて過ごせるようになってきた。今週いっぱいは新入社員研修だったので、「落ち着いて仕事ができるようになってきた」というのにはまだまだ程遠いけれど、まぁひとまず無事一週間が終了。

研修は、私にとって結構刺激的なものだった。様々な部門の責任者の方が多忙な業務時間を割き1時間とか実質2時間とかいう単位で、一対一で部門の現状や抱えている課題などをお話くださる。それも、とても率直に。その為今後自分がどういうふうに貢献していけるのか自然と意識が働いてくるのだ。そして何より、私にとってはこういう事が最も「自分のことを受け入れてくれている」と実感できる行為なのだなと感じた。本当にありがたい研修。

入社早々これだけのことをしていただいて、わくわくする反面、こちらに向けられた期待の高さに身震いしないわけでもない。自分は全然革命家タイプではないし、早期にこれといった貢献はできないかもしれない、そうして今高い期待感を抱いてくださっている周囲の皆さんには近い将来マイナスのショックを与えてしまうことになるかもしれない、それは私にとっても少なからぬショックを与えるだろうと思う。

でも、そうなってしまうかもしれないことを自分の中でしっかり受け止めた上で、それでも一日一日の積み重ねで会社にお客さんに貢献していこうという気持ちを大切にしていければ、自分自身が根底から崩れ落ちてしまうことはないはず。自分が自分を見捨ててしまうことだけはないように、適切に受け止めて適切に導いていければ、少しずつ少しずつきっと前に進んでいけるはず。

2005-01-06

時が経つのを忘れる会

今晩は、現職とは関係ないのだけど仕事がらみの飲み会みたいなの…があって参加。参加者4人ともイヤイヤまさか…という展開で、19時にスタートしてふと気づけば0時過ぎ。初対面の顔合わせ会みたいなものであったにも関わらず、なんだかおしゃべりに没頭してしまって、そろそろ…と思った時にはお店に入ってからまるまる5時間が経過していた。

まぁ、ネタ的には私の少し一般的でない生活のことなど、ちょっとしたことだったりしたのだけど、箸が転がってもおかしいお年頃(ややサバ読み)といえばいいでしょうか、こういうの。うちのカーテンが下30cm空いてるつんつるてんカーテンだとか、テレビは置いていなくてラジオで生活しているだとか、寝袋を買う計画だったがよく検討した結果断念したことだとか、渋谷では声をかけられないが巣鴨・五反田だったら声をかけられるぞ!だとか、そんなあれこれ。

まぁネタの内容はどうあれ…、「昔ともにバカ騒ぎした学生時代の仲間」みたいなつながりではなくて、いい大人になって仕事を通じてめぐり合った人たちとこんな快い時間を共有できるなんて、本当に幸いなことだなと思う。この関係を大切に育んでいきたいなぁと思う。そんなことを思いつつ、ぎりぎり終電に乗って家路につく。

帰宅後、あれこれそれの作業をして2:22就寝。朝型人間のお年頃の体にはなかなか応える…ものの、やっぱりかけがえのない時間。これこそが財産。

2005-01-04

入社日

今日は新しい会社の入社日。会社としても仕事始めにあたる日なので、朝礼で社長が年始のご挨拶をされ、その直後に新入社員の紹介ということで自己紹介をさせていただく。とりあえず、とてもとても真面目に話してみたつもり。

その後は研修、研修、研修が続く。前職の時と違って、今回は一人で研修を受けるので、年始早々いろんな方に一対一でご対応いただき恐縮の限り。このご恩はいつか必ず…。

夕方からは年始恒例の神田明神へのお参り。そのまま解散で、ほっと一息。やはり入社初日を終えると独特の疲労感と安堵感を味わうものだなと実感。でも、この後は一日一日少しずつ緊張を解いて職場に慣れ、実務に注力して仕事を楽しめる環境作りをしていくのみ。ペース配分しながら頑張ろう。って勝手に話を進められちゃうのが、おめでたい楽観主義の自分らしいなと思う。

とはいえ、それなりに不安、孤独、いっぱいいっぱい感、少し意識的な平常心みたいなものがうようよ漂っているわけで、こういう時の何気ない人の心遣いには、本当に救われるものである。この両方の感覚、大切に覚えておきたいと思う。いつかきっと人に活かせる。活かしたいと思う。

2005-01-02

沖縄だって冬は冬

沖縄は、予想通り…というか、予想以上の寒さでした。毎年恒例となりつつある年末年始の家族旅行で、今回は沖縄に行ってきたのですが、いやはや私、冬のニューヨーク旅行時と同じ格好をしていました…。ニューヨークではそれでも寒かったという違いこそあれど、沖縄も冬は冬、冬が寒いのはどこでも同じなのだと学びました。特に私のような寒がりな人間にとっては。(妹:上3枚でやや寒 私:上5枚+帽子で比較的快適、ちなみに5枚目は超強力)

沖縄では、当初パラセイリングだったか、海上の空を飛ぼうと予定していたのですが、強風のため残念ながら中止。激風にはあおられ続けましたが、内容としてはドライブしながら景色や観光名所を楽しむ比較的穏やかな旅行に。あと、ホテルの中にある温水プールで久々に父と泳いだりなんかして。両親や妹、一人一人と交流を深められたのが何より良かったことでありましょう。

大晦日はやっぱり0時前に眠ってしまいました。ここ数年まともに起きられていない気がします。母と妹は海上花火を楽しみ、父と私はすっかり眠りつく中、新しい年が明けていきました。

というわけで、私にとっては、旅行から戻ってきてみたら知らぬ間に年が明けていて2005年、平成17年という感覚。昭和天皇が亡くなり、平成になってから17年目と思うと、随分経ったなぁという気がします。今年も一年を大切に。

ちょっとまとまりない幕開けですが、まぁぼちぼち行きましょう。今年も、若しくは今年こそ、よろしくお願いします。皆さまにとって実りある一年となりますよう、心からお祈りしています。

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