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2004-11-02

だだっこのように

今日みたいな日は、とっても一人ぼっち感を味わってしまう。別段無理してというわけでもなく終始笑顔で話をして、会議室を出て、自分の席に戻って、後片付けをして、帰宅の途につく。

一人でずんずん歩いて、ずんずんと歩き続けて、ビルから少しずつ少しずつ離れていく。ずいぶんと距離が開いてしまった時に、なんだか一気にじわぁーって、心が丸ごと寂しい気持ちに覆われてしまって、本当に本当に一人ぼっちになってしまったような気がする。

こういう時に特有の寂しさがある。そう、これまでに何度か経験したあの特有の感覚。それでも、自分で決めた事だから、大丈夫。これはこれで存分に味わって、大切に味わって、新たな一歩を踏み出す。

ここで得たものを失ってしまうわけではないから。大切にしようという気持ちを生かし続けることができれば、それはきっとこの先だってずっとすくすくと育んでいけるはず。

だけどやっぱり、今日ばっかりは堪えるのだ。それはもう、仕方ないのだよ。それとこれとは、別なんだもの。

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