男だらけのキャリアカウンセラー支部会
2004/5/19の「話」で浮かれて自慢させていただいたキャリアカウンセラー資格だが、今日は私が会員になって初の支部会の日だった。事前の案内によると2つのセミナーを企画してくださっているようだったので、これは新参者も足を運びやすいイベントだなぁと思い、参加申し込みをしておいた。
支部会というのは、全国に散らばっている有資格者が、住んでいる地域ごとにグループになって、勉強会を行ったり情報交換を行ったりするものらしい。私も東京に2つある支部会のうちの1つに登録している。
私の予想では、会員数数千人いる中でもおそらくその大半が都心に集中しているだろうから、いくら東京が支部会を二分しているとはいえ、結構な人数が参加するのだろうと見込んでいた。セミナー開催ともなれば、少なくとも70~80人くらいの参加はあり、スクール形式に並べられた椅子に座って聴講する感じだろう、と。しかし、会場に一歩足を踏み入れた瞬間、私の予想は一気にこっぱみじんこにされた。
会場は、会議室にしてはそこそこ大きい感じ、教室にしてはやや手狭な感じの広さ。収容人数20名といったところ。そこに所狭しとコの字型のテーブルと椅子が並べられている。それはそれで予想と違おうと全く問題ないのだが、参加者の面々には思わず一歩後ずさってしまった。
私がまた勝手に予想していただけのことなのだが、参加者は年齢層も幅広く20~60代くらいまで、男女もほぼ均等にいるはずだったのだ。しかし、暑い中開始時刻前に余裕をもって集合し、時間になるまで談笑している皆々様方、ほぼ全員40~50歳代と見える。で、全員男性だったのだ。な・・・なぜ?
目の前に広がる世界に(ばれないように)一瞬たじろいでしまった私に、受付のお兄さんが「お嬢ちゃん、怖がらなくて大丈夫だよ」と言わんばかりに微笑みかけて下さる。私もつられて笑いつつ、これはもうこの状況を楽しんでしまうしかない!と開き直り、何も驚いていない風に笑顔で挨拶した。しかしまぁ、私からみてもお兄さんからみても皆々様方からみても、明らかに一人浮いているのは認めざるを得ない現実だったのだが・・・。
そんな始まりではあったものの、セミナーはとても面白かった。普段の仕事とは別の見地からキャリアカウンセラーの取り組みを知ることができ、大変興味深く拝聴した。元来の人見知りな性格に加え、一人で出向いたところに先に述べたような状況で、かなり静かな聴講生となってしまったのは反省だけど、遅れて入ってきた唯一同世代の女性1人とはセミナー後お友達になれたし、今後ゆっくり馴染んでいけたらよいなぁと思う。
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