« 「Web担当者Forum」でキャリア話の連載開始 | トップページ | 匂いが見つからない »

2018-03-31

「無料で読む」熟語

無料で読ませているんだけど「購読者」「購読ユーザー」と書いているメディアがあって、これは明らかに間違っているよなと思う。「購読」は「買って読む」ことを意味するので、無料メディアでは使わないよなと。

それはそれとして、じゃあ無料の読み物系メディアが、読んでくれている人をどう呼んだらいいんだろうと考えると、ちょうどいい言葉がぱっと出てこない。「読む」を熟語で言い表そうとして、真っ先に思い浮かぶのは、やはり「購読」であり、次が出てこない。読み物は売り物として普及したという背景によるものなのか。

これが動画だと、テレビのおかげか無料で観ることを前提とした「視聴者」という言葉がすっと出てくる。聴くコンテンツだと「聴取者」、というより「リスナー」という言葉が、ラジオのおかげですっかり定着している。これも無料前提。

Webサイトは「閲覧者」が一般的だけど、これがメルマガだったり、読み物系のニュースアプリともなると、基本的に「記事を読む」というスタンスなので、「閲覧」という言葉がフィット感を欠いてくる。

意味的にいい感じなのは「閲読(えつどく)」だと思っているのだけど、これはいまいち一般化していないのが難点。巷であまり聞かない。でも、読むを内包した感じが好ましい。そして、これなら無料メディアでも心置きなく使える。

ということで、今のところ私の中では、みんながもっと使うようにして、「閲読」という言葉をメジャーシーンに押し上げるのがいいんじゃないかと思っている。が、もうすでに別の言葉が普及しているのを私が取り逃がしているだけなのかもしれない。今一度、慎重にその辺の言葉に触れてみることにしよう。

いずれにせよ、「無料で読む」という体験が世の中に増え、一般化(大衆化)された言葉を欲している。これが時代の要請というやつか、などと思う。

追記:そっか。読者か。

« 「Web担当者Forum」でキャリア話の連載開始 | トップページ | 匂いが見つからない »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/56452/66557393

この記事へのトラックバック一覧です: 「無料で読む」熟語:

« 「Web担当者Forum」でキャリア話の連載開始 | トップページ | 匂いが見つからない »