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2016-09-10

互いの仕事を知り合うこと

人の仕事の話を聴き、自分の仕事の話をすること。互いの仕事を知り合うことって大事だなぁと思う今日この頃。これって、直接仕事で関わるクライアントや外部パートナー、社内の人とはやっていても、そこをちょっとはずれると私は全然だ。

と思ったけど、よく考えてみると、直接仕事で関わる人とすら具体的な案件の話ばかりで、自分の仕事の話はしていなかったりする。自分で考えられること、まとめられることは自己完結でやってなんぼの仕事だから、そこについてくどくど説明を浴びせては編集・仲介役の意味がない。そういう前提があるから、極力自分の仕事自体の話はしないように、しないようにという意識が働く。相手とは自分が考えたこと、まとめたことの確認・検証なり、その先の話をするのが肝要なのだと。

具体的な一つの案件から離れて「こういう仕事をしています」という話をするのも、営業フェーズでは必要に応じてクライアントさんに話すけど、それ以外だと外部パートナーにも社内の人にもほとんど話す機会がない。仕事領域もわかりにくいし、私も説明ベタだし、さして注目される仕事でもない。ここ数年で社内で話した相手というと、メンターしている新卒の子くらいじゃなかろうか(新卒の子に、自分が最近面白いと思っている仕事の話を、自分の言葉で伝えるのは大事だと思っていて、わりと遠慮せず話題にあげる)。

そこにちょっとした風が吹いた。この夏ある会合で知り合いになった方から、なんか一緒に仕事ができそうな気がするから一度情報交換の場をもちませんか?とお声がけいただき、その方のオフィスにおじゃまする機会をもったのだ。やる人はそういうことを、具体的な案件がなくてもやっているのだなぁと感服。

なんでもかんでも場を持てばいいというものでもないが、私もその会合でお話をうかがっているとき、この人はもしや私のメンター的存在ではないかと感じるところがあり、この機会を大変ありがたく思った。活動領域は違うのだけど、少し抽象度をあげて解釈すると共通項がある感じ。ゆえにお仕事をご一緒できたら、いろいろと広がりがあるような、気づきや学びをいろいろいただけそうな感じがした。

実際お会いしてみたら本当にそうで、1時間半ほどだったか互いの仕事の話をしてみると、案件の規模感やバラエティの豊かさ、スコープの広大さには、ただただ敬服するばかりだったけど、自分の仕事との共通項を感じるところも多くあった。あぁ、別領域でこんなふうに仕事をしている人がいるのだなと大変刺激的だった。

すごく曖昧で柔らかい領域に立ち、案件ごとに自分の役割を探り探り当てていって、ときに踏み込んだり身を引いたりしながら、振り返れば少しずつ自分の活動領域を広げてきた感じとか。

クライアントの話を聴いて、こちらで答えをどれだけ完璧に作り上げられるかというところを重視しているのではなくて、勘どころの冴えたたたき台を提示してみて、クライアントと一緒に考える、そのやりとりを踏まえて、また能率よく前進するようにアウトプットをこしらえて一つひとつ言葉にしていって、再び先方に提示して「こういうことですかね?」というやりとりを通じて、言葉・捉え方を精緻化していこうというスタンスとか。できるだけ問題の本質をつかんで、そこからブレイクダウンして具体的施策を講じたいという意識とか。

こういうのを言葉にしている時点で、そうとう曖昧で、何言ってんの…という感じかもしれないけど、なんかその辺を大事にしていそうなところに、すごく共感を覚えたのだった。

自分の働きが、最終成果物ではなくプロセスにこそ宿るみたいな仕事領域の人ほど、ちょっとまとまった時間をとって、言語化して有形化して、自分の仕事を人に伝えていく時間をもつことは、意識的にやったほうがいいのかもなぁと思ったりした。エンドユーザーのお客さんに示すことはないんだけど、一緒に仕事する相手、一緒に仕事できたらなぁと思う相手と共有することは、意識的に時間をとってやったほうが発展的に仕事していけるんだろうなぁと。

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