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2015-08-12

寝るときの向き

私は生まれてこの方、寝るときは「仰向け」が基本姿勢だと思ってやってきた。手も下にまっすぐのばして、気をつけの姿勢。乗せられるかぎりを床に乗せて、他所に身をあずけた状態にするのが、最も体を休められる良策と思ってきた。

もちろん人によって好みはあるだろうし、その日の気分で横を向いたりなんだりの身動きはあるだろうけど、多くの人、多くの時間の基本姿勢は仰向けと思い込んで、ずっとやってきた。

しかし、この間同僚らと話していたら、その場にいた3人がみな一様に「横向き」というからたまげた。ぜ、全員か。「仰向けで寝ると必ず金縛りにあう、なんで仰向けで寝るなんてするのか」と言うつわものまであって、むしろこちらのほうがおかしい感じになった。

え、仰向けで寝て必ず金縛りとかって…、ないでしょう。っていうか、むしろ横向きのほうが、片方の腕は上体でふんづけちゃう格好になるのだから、しびれて安眠をさまたげるのでは…。

これは、その場の3人がたまたまそうだっただけかもしれない。世の中の大勢がそうであるとは、これだけじゃ到底言えないではないか。そう思って翌日会った友人に聞いてみると、今度は「うつ伏せ」と返ってきた。さらに広がってしまった。私の「仰向けが一般的」という認識はないわーと言われ、天地ひっくり返る。

「腕しびれない?」って問うと、「いや、ずらすでしょ。腕の上にそのまま上体乗せるなんてしびれること普通しないでしょ」って、そりゃあそうか。え、でも腕はずらせても肩はずらせなくない?そしたら肩は痛くない?と後から思ったけど、肩は頑丈だからOKなんだろうか。

でも、肩より背中のほうが面積広いわけで、床にくっついている体の面が広ければ広いほど体って安定するし楽なんじゃないのかしら。

おかげでか私は朝起きたとき、寝たときと同じ格好で目覚めることが多い気がするし、夜中いろいろな寝相を経て朝そこに戻ってきたというより、おそらくはその寝相のまま寝て起きたと思われる。とすると、寝ている間に楽しているのは、やはり「仰向け」派ではないかと思うのだけど。

横向き3、うつ伏せ1、仰向け1、今のところ形勢はどうも不利である。と、ここまで書いて、そういえば…世の中にはインターネットというのがあったな、と思い出した。検索してみると、出てくるわ出てくるわ、睡眠時の正しい姿勢、あなたにあった寝方、どっち向きが多い?寝方で性格がわかる?と、ざくざく。

で、とにかく仰向けが多いには多いっぽいと知るが、どっち向きが何%とか書かれちゃうと、「へぇ」という満足に伴う「あ、そう」という興ざめ感。わかりたいような、わからないままでいたいような、微妙な乙女心。まぁ、なんらか限定的な集団に対して調査したのだろうから、地域によっても時代によっても違ったりするだろうしな…と理屈をこねて、まだ妄想の自由を残していることに安堵する男心。

調べることはたやすくなったが、検索するまで、問いを立てるまでの時空には、まだまだ空き地のような遊び場が広がっている。問いを立て、人に尋ね、思索にふけり、それからネットで検索してみても、人生に無駄ではなかろう。空き地に出るか出ぬかは、私次第であるなと思った。

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