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2014-09-05

目の手術を受けた

「翼状片」という目の病気の切除手術を月曜日に受けた。めちゃくちゃ怖かった。手術中は恐怖で全身がこわばっていた。落ちつけ、落ちつけ、身体の力を抜けーと思うのだけど、気がつくとすぐまた全身硬直。そのせいで血圧が高まり、出血量も増え、縫う針数も確実に増えたと思う。手術中、執刀医の「出血が多いな」「血圧が高そうだ」「もう1針縫うか」という声を何度か聞いた。

目の手術というのは、目薬で麻酔してから始めるんだけど、ぼやけつつも目は見えるし、どこを触っているかもわかる状態。「はい、次は右を向いて」とか「次は左上を向いて」とか、先生の指示に応じて自分で目の位置を変えないといけないので、白目をむいているわけにもいかない。正気で目の前の動きを視界にとらえ、どこをいじっているか知覚し続けなくてはならないという、なんともおぞましいものだ。

さらに私は麻酔が効きにくいらしく、ちょいちょい痛みを感じた。先生が「君は酒が強いのか」と訊くけれど、頭が働かないので「いや、それほどでも」と、よくわからない打ち返ししかできない。麻酔が効きにくい割に(上に?)感覚機能が鈍いので、違和感やら異物感と痛みの感覚が、恐怖も相まってごっちゃに知覚され、とにかく痛い、怖い、がくがくぶるぶるのし通しだった。

結局、止血が大変でもう1針もう1針と増えていき、右目の中を14針縫ったっぽい。それを思うだけで、くらーっとする。1時間と予定されていた手術も、1時間半かそれ以上にかかり、ふらふらになって出てきた(徒歩で出てくる)。手術室を出たとたん、年甲斐もなく恐怖で泣き崩れたが、そこはアラフォー、いつまでも泣いているわけにはいかないので、5秒くらいで持ち直した。しかし、あの5秒は必要不可欠だったと今振り返っても思う。あそこで、ぼろぼろと泣かずには次に進めなかった。もうめちゃくちゃ怖かったのだ。くどいようだけど。

「付き添いの方がいると安心です」と書かれていたけど、痛くて両目開けないので、付き添いがいないとはっきりいって帰れない。これは個人差があるのかもしれないが。私は黒目の右側と左側2カ所に翼状片があり、後から聞くと結構な大手術だったのこと。そして、私はこの手のことが人一倍ダメである。

術後も痛みが長引き、初日は夜中までもがき苦しんだ。我慢ならんーという痛みを10として、手術後の初日が9、2日目が8、3日目が5、4日目が3、5日目が異物感程度という感じに落ちついていった。3日目までは始終痛くて両目が開けず。毎日通院して経過をみてもらう必要があったのだけど、付き添いをお願いしてタクシーで行き来した。

通院後コンビニで食料を調達して家に戻ってからは、食事のとき以外、ひたすら横になって目を閉じていた。少しでも動かすと目が痛むのだ。手術したのは右だけだけど、左を動かすと連動して右も動いちゃうので、とにかく安静にして、ラジオを聴いているか(こういうときは娯楽に限る)、音楽を流しているか(懐メロに限る)、眠っているか。食事は食べやすいおにぎりを主食に、ヨーグルトと野菜ジュースと水でしのいでいる。

昨日の診察までで痛み止めの錠剤を飲むのは終了。洗顔と洗髪の許可もおり、今は目薬を日に5回さしている。来週が抜糸だ。はぁ。これを終えられると、余裕をもって9月の予定も立てられそう。とにかく養生、養生だ。という割に、文章を書き過ぎた。後はまた休む。

ちなみに看護師さんいわく、眼科というのは80、90代も多いようで、「あなたぐらいのお嬢さんはまだまだ青いのよ」と笑ってらした。そう、眼科にいると「まだお若いから」と医師にも看護師にも都度言われる。アラフォーがお嬢さんになれる、それが眼科だ。

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コメント

その後の記録。
9/7:日曜の午前中、会社に行って1週間休んだ分の仕事整理と翌週前半の仕事準備を4時間ほど集中してやる。
9/8(抜糸):病院に行って目の抜糸、14針。やっぱり全然簡単じゃなかった…。手術時とちがって、今回は視界のぼやけもなく眼前にピンセットみたいのが鮮明な姿で攻めてきた×14回。またもやガクブルのボロ泣きフィニッシュを決めて、しばらく立ち上がれず看護師さんによしよしされる始末だったけど、何はともあれ、終わった、終わったー‼ と安堵。私の体が私のもとへ帰ってきてくれた感に満たされる。
9/8(抜糸後):会社に行って留守中お世話になった方に挨拶して帰ってきた。思いのほか、まるまるすっぴん状態で長居してしまった。皆さん温かく私のぼやきを聴いてくださって、ほんとありがたかった。
まだ目は赤いけど、あとは目薬をこまめにさして完全回復まで頑張ろう。

手術、本当にご苦労様でした。
目の手術なんて聞いただけで倒れそうです。。
よく頑張りましたね!
素晴らしいです。

しかしそんなに大変な状況でこれだけの文章が書ける林さんにビックリw

どうぞお大事に。

sasakiさん、お見舞いコメントありがとうございます。
こればかりは、よく頑張った!と自分でも自分をほめてやっています。
この文章は正直、気を静めるために書かないわけにはいかなかった、という感じですかね…。(笑)

2014年の記事ですが、2017年10月12日に同様の手術をしました。術後関連を見てたら同感する内容に目が行きました。とても共感して術後1週間しんどかったですが少し癒されました。
沖縄県在住

なーきさん、手術、術後と大変お疲れさまでした。本当に、さぞお疲れになったことでしょう。1週間経過されたということですから、これからはもう大丈夫。あとは再発防止して、健康に感謝して、お互いゆったり過ごしましょう!
このおぞましい体験記が…笑、少しでも癒やしになったのでしたら嬉しいかぎりです。コメントありがとうございました。

翼状片に悩む50代女子?ですが、
手術のブログ拝見して、リアルな状況や心の叫びの表現が面白くて思わず笑ってしまいました。私もいつか同じような手術を受けることになるとは思いますが、大変そうですが、あなた様のブログで少し不安が減りました。ありがとうございます!

aroさん、コメントありがとうございます。翼状片に悩む方、これから手術を検討される方には酷な文章を書き連ねてしまったな…と後になって気づいたのですが、笑って読んでくださったとのこと、また少し不安が減ったとも伺えて、こちらのほうが救われました。
同じ病気の人がほうぼうにいて、うひょー、うぎゃーとか言いながらどうにか術後1週間ほどをしのいでいるのを、ひとつ心の支えにして乗り切っていただけたらと思います!

 hysmrkさんの翼状片手術内容のブログをたまたま読んでからほとんどブログやSNSをやらない私ですが、ちょくちょくhysmrkさんのブログを拝読させていただいております。翼状片術後の内容でたまたま検索して読んだことが必然なのか偶然なのかわかりませんが。
 上記投稿aroさんって方の内容を読んで、先日たまたまブログを目にした自分がなつかしく感じました。(つい数日前ですが)
 術後10日ほど経過して充血や痛痒みなどの違和感はありますがあの数日の激痛を考えたら全然大丈夫です。右目の経過が良ければ来月左目を一気に済ませたいいところです。(左は先日の右の両側に比べたら内側だけで比較的軽度と思われる)
 沖縄県在住の上、もともと紫外線に弱い体質だったにもかかわらず、野球やテニスなどの屋外スポーツの際、過信してサングラスなどのケアをあまりしなかったのが発症要因のひとつかも知れません。皆さんもそうなんでしょうか?
 確かに予想以上に「おぞましい」(hysmrkさんからの引用)ものでありましたが、今回の翼状片手術を経験して耳に入るありのままの音や心の中のつぶやきなど、忘れていたものに耳を傾けることができました。
 またカラダやアタマは手術前に比べると確実にクリアになっていることに気がつきました。読書やトレーニングなど、当たり前にできて感謝を忘れていたことなど、これからはありがたく再開したいものです。

ブログ、読んでくださってありがとうございます。
翼状片の手術をすると、あの激痛と比べれば、あの恐怖と比べればっていう強さを獲得しますよね…。
左目は軽度とのこと、痛みも軽く、一日も早く快復されますように。
沖縄だと陽射しもだいぶ強いのでしょうかね。私も翼状片とわかるまでは無頓着でしたが、どちらかというとインドアな生活ながら翼状片になったのは単純に紫外線にめっぽう弱い体質だったからだと思います。あと、ドライアイで傷つきやすいのも影響しているようです。
ともあれ、おっしゃるように、すべては糧になるはず。健康にありがたさを感じながら、やっていきましょう!
コメントありがとうございました。

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