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2012-08-16

MBTI復活

ユングの心理学的タイプ論をベースに開発された「MBTI」という性格検査があって、それの認定ユーザー資格をもっているのだけど、ここ2年ほとんど手をつけずにきてしまった(一般に心理検査の類いは自由な購入ができず、有資格者のみ購入したり受検者にフィードバックできるという規約のもと取り扱われているのです。これも然り)。

のだけど、うーん、そろそろ時期だなぁという風を感じて7月の頭くらいから準備を始め、いろいろ勉強し直したり、ワークショップの資料を整えたりしてきた。それで今日が実践再始動日。事前にWeb上での検査を受けてもらっていた方と時間をもって、久しぶりにフィードバックを行った。

久しぶりといっても、そもそも2年前に資格を取った直後にフィードバックを手がけたのが2名だけなので、今回が実践の始まりといっていいくらいなのだけど…。とにかく今日お一人やって、この後もうお一人練習台を買って出てくれた友人がいるので、こんな感じで細々活動を再開していけたらなと思っている。

特に本業に取り入れる具体的な計画を立てているわけでもなく、自分の人生の中のどこかにそういう活動時間を組み込んでいく頃合いだな、という風をどこからともなく感じたので、それに素直に応えて復活させただけなのだけど、まぁたぶん間違っていない。

本業の「研修を作る」って仕事は、対象者が「集団」になるので、分析するときって、その集団にどんな「共通点」があるかが大きなポイントになる。共通で抱える問題点は何で、共通で目指すゴールはどこで、その受講者属性にはどんな類似性が認められるか。それを踏まえて、どういうアプローチで研修プログラムを組んでいくのがよいかを検討して設計する。これはこれで、提案書や設計図を模索する中でずいぶん鍛えられたし、問題解決の大事なアプローチの一つだと思っている。

けれど、対象者が「集団」ではなく「個人」であるという、そこにはまた別のアプローチが必要だし、そこにはそこの意義がある。そのときに必要なのは、とことんその個人の個別性に迫っていくこと。その人個人に深くもぐっていくこと。

そこのサポートに自分の人生の中の時間をいくらかでももちたいという思いが、一定の形をなして浮上してきたということなのか。もともと個人に向き合う仕事をしてきた期間はけっこう長いので、ここしばらく法人の問題解決に集中して時間を割いてきて、ここらで「個人」「法人」双方に目を向けたくなったのかもしれない。

かもしれない、くらいでしかないけれど。それに、5割5割で両立できるほど簡単な仕事じゃないし器用でも有能でもないので、今のところのイメージは本業でこれまでどおり法人のお仕事をしつつ、個人に向き合うところは自分の時間の中でできることを細々やっていけたらなぁというイメージではある。

いずれそのバランスを見直す時期がやってくるかもしれないけれど、そのときにはまたそのときで風が吹くんだろう。とりあえず、自分のなす仕事がきちんと意味あるサポートになるように、そっちの仕事力も磨いていかねば…。

特段MBTIにこだわるわけではなく、キャリアカウンセラーとして個人と向き合うことを大事にしていきたいなという思いなんだと思う。ただMBTIは従来の性格検査とちがって、自分のことや人を深く理解するのにとても有効なメソッドだと思うので、こういう枠組みにも必要に応じて力を借りながら、キャリアカウンセラーとしてできることをしていけたらなと思う。

ちなみに、MBTIが従来の性格検査とちがってユニークなところを2つ挙げると、後天的に身につけた役割性格(パーソナリティ)ではなく、もって生まれた性格(キャラクター)をとらえる点。それから「積極性」とか「協調性」とかいうように、何らかの集団の中の基準と照らし合わせて程度が高いか低いかで相対評価する特性論ではなく、その対象がもつ個別性で類型化するタイプ論であるところ。相対的ではなく、絶対的なものの見方をするところが気にいっている。気になるわーという方、私が成長した暁にはぜひ…。

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