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2011-10-02

心の荒波対処法

夜の秋風が気持ちいい。そんなことを思いながら表を歩けるのは幸せなことだ。しみじみ。とはいえ、半日起き上がった状態でいると首の筋肉が疲労困憊するため、最近は日に3〜5回横になって、その合間に活動している感じ。今週末はしっかり休もうと土日とも24時間中に5回ほど横になり、2〜5時間首休憩を入れて活動するサイクルで過ごした。

しかしまぁ、しっかり休もうとはいえ、ずっと家の中というのも息が詰まるので、活動時間は(重量的に)軽めの本をもって近所の喫茶店を転々と。今晩になって、キャリーバックに入れればMac Book Proを持ち出せることに気づき、日曜の晩は外で物書き仕事。なんともみじめな気分になったけれど、まぁ文章を書くのに家以外の選択肢があるのはだいぶ救われる。

その帰り道、家に向かってキャスターをゴロゴロ言わせながら近所を歩いていて思いついたのが、とあるお題。少し前に「第0.5回 しろうと哲学部」という実に濃厚な会に参加させてもらったのだけど(詳細はこちら)、そのときに参加者の女の子が提示した「自分の心に荒波が立ったときどうしますか?」を考える具体例に、こんなのはどうかなと。

心に荒波が立ったときの対処法って原因によっても変わってくるものだと思うけど、そこで会話されていたのは、誰が悪いっていうのでもないような原因によって自分の心に荒波が立ったときの話だった気がするので。では、思いついた具体例。

仕事からの帰り道、あなたは自宅の最寄り駅に着いて家までの道を歩いています。季節は秋。夜風を浴びながら一つ角を曲がると、駅周辺の喧噪から離れて心地よい夜の静けさが。と思いきや、ゴロゴロゴロゴロ。背後をキャリーバックがついてくる。アスファルトの上をキャスターの転がる音が響いて、気にしだすと止まらない。うるさい。次の角を曲がってくれれば…と思ったけれど、はぁ音途切れず。あとはもう家まで一直線。この人が私より手前に住んでいないかぎり、距離にして500mくらいはずっとこの音を聞き続けることに。せっかくこの一本道を、秋の夜風とともに静寂の中楽しもうと思ったのに。いらいらいらいら。そんなとき、あなたはどうしますか。どんなことを思ったり考えますか。

うーん、どうだろう。例として、いまいちかなぁ。とりあえず私はどうするかをメモすると、自分の心の中をやりくりする。キャリーバックがついてくるのは変えられない。だってその人だっておうちに帰りたいんだもの。それを制することはできない。自分がコントロールできないもの、すべきでないものは前提事項として考える。しかし、いらいらをいらいらのまま500m行くのも辛い。辛いし、この背後の人にもなんだか申し訳ない気がする。別に悪いことしているわけじゃないのに、内心とはいえ私に加害者扱いされては気の毒だ。

では、私の中のいらいらを消そう。私は自分が心地よくなる方法を模索する。そして、秋の風を楽しもうという心の中を、このゴロゴロを楽しもうというふうに入れ替えてみてはどうか、と思いつく。この人は、このゴロゴロカバンは、何をしにどこへ出かけた帰りなんだろう。仕事かな、旅行かな。行き先は海外かな。海外なら、どこかなぁと。そんなことをぽわんぽわん考えながら歩いていると、ゴロゴロも心地よい音楽に置き換わっている。例えばそんなふうに私は解決する。

これは人によっていろんな流派がありそうだなぁと思ったので、文章に残してみた。

追記)というか、ここで書いた話そのものを考えながら500m過ごしてしまうタチだ…。

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