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2011-02-16

葬儀を終えて

なんだかんだと結局、母が亡くなった日の晩も、翌々日のお通夜の日の午前中も、告別式を終えた連休明けも数時間単位で出勤し続けていたのですが、今日は丸一日お休みをいただいてお寺さん、お墓、仏壇屋さんをまわり、とりあえず明日からは仕事を平常運転することに。

2/10は、まず病院から母を連れて帰り、葬儀屋さんとの打ち合わせ。お通夜と告別式の日程を固めて、諸々詳細の詰め。大方決まったところで一旦会社に行き緊急の引き継ぎ。その後また実家に引き返し、方々に通知。母方の親戚はもちろん、関西圏の父方の親戚も雪の中多く足を運んでくださって、2/11は実家で来客対応と葬儀の準備。2/12は午前中人にふりようのない仕事をしに行って、午後から千葉に戻って母を葬儀場へ送り出し、私たちも後から入って母の旅支度のお手伝い。その後、お通夜。2/13は告別式から火葬場へ、その後また葬儀場に戻って精進落とし(というか会食)。その後、母の遺骨を収めた骨壺を抱えて家に帰り、またあれこれ葬儀屋さんとお話ししたり、家族内であーだこーだのやりとりがあって。なんというか、てんこもりでありました。

せわしなくやらなくてはならないことがある中で、母を失ってしまったという現実に向き合い続けるというのはなかなかハードなもので、なかでもきつかったのは、病院を出て行くときから始まるお線香、お焼香の場面。なんで母を目の前にして自分がお線香をあげているのか、これは相当やりきれないものがありました(それは今もなお)。

また、母の顔や身体を拭いてあげたり、お化粧してあげたり、旅支度をしてあげるのに身体に触れていると、今にも目をぱちっと開きそうな顔がすぐそこにあるのに、触れれば身体はすごく冷たくて、その都度涙がこぼれました。火葬場で母を見送るときも、たいそうしんどいものがありました。ただやっぱり、母を好いてくれている人たちに囲まれて時間を過ごせたのは、何よりの支えだったと思います。

母の葬儀には200人近くの方が参列してくださいましたが、母親の葬儀にどれくらいの人が来てくれるかというのは、なかなか見積もるのが難しいものですね。会場手配や香典返し、食事の手配などあって、葬儀屋さんにおおよその人数目処をきかれるのだけど、どこからどれくらい来るものなのか見当がつかない。母方の親戚、父方の親戚、ご近所、母・父・兄・私・妹の友人や会社関係などで、とりあえずざっくり分類してみて、それぞれおおよその人数を見積もるしかありません。

しかし、最大200とみていて、本当に200人弱の方が集まってくれ、少し混雑しているくらいだったけれど、母もどこかでみていたとしたらとても嬉しかったと思います。私の友人も、急な通知にも関わらずお通夜や告別式に来てくれたり、弔電をくださる方、メールをくださる方などあって、本当にありがたく受け止めました。

しばらくは、このお話に関連したことをここに書くことも少なくないと思いますが、「死」にかかわる話といっても、しんきくさい話というのではなくて、もう一歩何か意味をもった話として昇華しながら、思うところを書き起こしていけたらいいなと思っています。という一方で、今後はまぁ、それ以外の話もここにあれこれ書いていくかと思いますが、今後ともよろしくお願いします。

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コメント

この度はご母堂様のご逝去を悼み,謹んでお悔みを申し上げます.

そして,ご葬儀,大変おつかれさまでした.
たくさんの方がお集まりになり,お母さんも,気持よく旅立たれたのではないでしょうか.

林さんご自身,まずはゆっくり,とはいかないかもしれませんが,体調管理にはお気をつけて.

落ち着いた頃にまたご飯食べに行きましょう.

ps
林さんのブログを拝読しながら,僕自身もいろいろと考えておりました.
30代に入り,いつの間にか親が自分を産んだ年齢を超え,そして,親のことを改めて考える歳になったんだな,と…

馮さん
温かいメッセージをありがとうございました。へんに、いついつからは気持ちを切り替えて頑張ろう!みたいなことを考えず、力まずにょろにょろやっていっているので、疲れもゆっくり癒えていっているように思います。ごはん、ぜひ行きましょうね。同世代同士、いろいろ想うところなどゆっくりお話しできたらと思います。ご自身のこととしていろいろ考える機会としてくださったとのこと、とても嬉しいです。

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