« 夏休み前夜 | トップページ | MBTIを語る »

2010-08-14

原宿の美容師さん

金曜日は、4ヶ月ぶりに美容院に行った。いけないいけないと思いつつ、毎度行けなくて4ヶ月ほど経過してしまう。人によって美容院に行く頻度(あ、最近の人はヘアサロンと言うのか?)は違うのだろうけど、「30代女子」とかいう人はだいたいどれくらいの頻度で美容院、もといヘアサロンに通うものなのだろうか。

ずぼらな私の過去データを披露すると、

  • 2007年:3月、6月、9月、12月(4回)
  • 2008年:3月、6月、8月、12月(4回)
  • 2009年:5月、9月、12月(3回)
  • 2010年:4月、8月(2回) ※まだ行く予定。だけどたぶん3回に終わる…

というありさま。さすがに4ヶ月目に入ると、手触りに疲労感がうかがえて髪の毛にも大変申し訳なく思うのだけど、気づくと4ヶ月目に、最近は年3回化という恐ろしい事態になっている。

私はこれまでパーマとかカラーとか(言い方がよくわからないが)、とにかくおしゃれな人がやるいろいろなことをやったことがないのだけど、とりあえず手をかけないかわりに傷めるようなこともしないから、まぁ仲良くやっていこうや、というスタンスを取り続けている。

あれこれしないのは、面倒くさがりなのと不器用なのとで、しゃれたことをしても日々のお手入れができないのと、比較的無関心なのと、まぁいろいろあるけれど、比較的ネガティブな理由の根底にあるのは、自然な状態の髪の毛が芯から健康であることを一番大事にしたいという、一応ポジティブな理由だ。

なので、それを維持してあげるための最低限の心遣いはしたいわけだけど、まぁそれならせめて3ヶ月のうちに美容院に行こうよ、と今回も反省した。今回も4ヶ月目突入とあって、お疲れな手ざわり感に、きちんと髪の毛の芯が再生されるか不安を覚えた。けれど、今回も美容師さんが見事に生き生きとした手ざわりをよみがえらせてくれて、本当にありがたいことだなぁと感謝した。

この美容師さんは、私が18歳のときからお世話になっている人で、早15、16年くらいのつきあいになる。いなくなられると非常に困る人の一人だ。最初にお世話になったきっかけは、18歳のとき渋谷で、その美容師さんが当時勤めていた美容院の後輩さんに声をかけられて、今度ブローのテストがあるので、そのテストの髪の毛になってくれという(格好よくいうとブローモデルというらしい)依頼を受け、事前の数回の練習とテスト本番につきあったことから。

お礼にと、タダでそのお店の一人前の美容師さんにカットしてもらえるというので切ってもらった、それがこの美容師さんで、それからずっとお世話になっている。当初は特に別の美容院に変える理由もなし、その美容師さんがお店を変えたときも、どちらかというと私もお店をかえて美容師さんを変えないという選択のほうが理にかなっているな、というくらいのものだったのだけど。長くおつきあいしていくうちに、あぁこの方にはずっとお世話になり続けたいなぁと主体的に思うようになった(の割りに…という来店頻度ではあるが)。

私のオーダーは決まって「はねない程度に…」というつまらないものなのだけど、毎回カットしてもらって思うのは、私は切りそろえに来ているのではなくて、髪の毛の芯の健やかさをよみがえらせてもらいに来ているんだなということ。この美容師さんも、たぶんそういう仕事をしているのだ、と意識してやっている。一見髪の毛を切っているだけなのに、切った後の手ざわりが切る前と全然違うという、これはすごい、すごいなぁと毎回感嘆する。

昨日は美容師さんに「久しぶりに会った人とかに、変わったねって言われるでしょう」と言われて(昔はレイヤーを一切入れていなかったけれど、途中からこの方の薦めで入れるようになったのでだいぶ軽くなった)、いや、決まって「変わらないよねぇ」と言われると思いつつも、なんとなく調子をあわせて「そうですね」と返してしまったのだけど、そこから心のうちタイムに入って考えたこと。

よく考えてみると、久しぶりに会った人に「変わらないよねぇ」と、どちらかというと好い感じで言ってもらえるのは、この美容師さんの手腕によるところが大きいのではないかと。たぶんそのままレイヤーも何も入れないで10年前と同じ髪型だったら、悪い意味で「変わらないよねぇ」と言われていた気がする。時代の流れにほどよく歩調をあわせながら適度にスタイルをかえ、基本的には維持してくれているおかげで、好い感じの「変わらないよねぇ」が成り立っているのではないかと。レイヤーを入れる提案を受け入れたのも、この方なら傷めないであろうという手腕と人間性を信頼してのことであってからに。

というわけで、美容院なりヘアサロンは特定のところに決めず、いろいろ試して楽しんでいる方とか、今ちょうど探しているところといった方で、原宿が活動圏内の方はぜひ足を運んでみてください。このブログにはあまり固有名詞が出てこないのだけど、今回は激戦区でがんばる美容師さんの応援活動で、お店公開。「RADICAL」というお店の店長さん(この肩書きにも美容院業界特有のしゃれたカタカナ呼び名がありそうだけど、知らん)です。

私はこの美容師さん以外に、18歳以降切ってもらったことがないので、ほかの美容師さんのことはよくわからないのだけど、この方の腕がとっても良いのは確信して通っております。まぁカットしかお願いしたことはないのだけど、「直毛セミロングを切りそろえてください」みたいな昭和的オーダーはたいそう珍しいようなので、他のオーダーもご経験豊富と思います。仕事にも実に熱心で、お客さんのことをとても大切に思っているのと、すごく本質的なサービス精神が宿っている感じがするのも心地よいのです。

« 夏休み前夜 | トップページ | MBTIを語る »

コメント

自分の髪についてと、そして長年お世話になっている美容師さんへの熱い想いを聴かせていただき、あぁ自分って何も考えずに切ってるなとちょっと反省した次第です。。

美容師さんってなかなか変えられないですよね。私も実家に戻ってからはずっと近所の美容室。
10年以上お世話になっていると、この人がいなくなると困るなぁと私も心から思います。

30代女子の頻度はわかりませんが、私はショートのために2ヵ月ごとでないと限界になります。
ロングだともう少し間隔が開いても大丈夫なのかなと思います。
髪質のこととか、美容院に行ったあとの手触りとかまで考えたことがなかったので、そちらのお店はとてもまりさんの髪に良いのだろうなと思います。

関係ないですが、私の兄貴(10歳上)はほとんどハゲてきており、それを隠すために超短髪というよりほとんど坊主のような頭にしているにもかかわらず、やはり原宿のお店の特定の方にやってもらっているそうです。
私が「その頭じゃ床屋だって一緒じゃん!」と突っ込みを入れても、その美容師さんじゃないとダメなんだと言います。
そこまで指名される美容師さん、もうカリスマに近いものがあるんだろうなぁと思います。
案外同じお店だったりして。。

反省だなんて、いやいやという感じで恐縮してしまいますが。でもほんと、美容師さんて変えられないですよね。そしていなくなると本当に困る。
毎回別の美容院に行っているという友人もいるので人それぞれなのだと思いますが。

ショートの方は大変ですよね。私はそういうのもあってセミロングに落ち着いている気がします…。それでもまぁ、3ヶ月以内は限度ですよね、きっと。

髪質のこととかは、私の髪について他に語りようがないってこともあるんだと思いますが、つむじがこうなっているから髪の毛にこういう癖が出る、だからこういうふうに扱うといいとか、そういう話をしてくれたりします。

といって結局まともに面倒みられていないのですが、髪の手ざわり感がかわってきたというのは、けっこう感じますかね。あんまりそういうの敏感じゃないほうなので、たぶん著しく健やかさがなくなってきたときに気づいているのだと思います。

お兄さんの美容院、どちらなんでしょうねぇ。そんなふうに支持される仕事人ってすてきです。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/56452/49143567

この記事へのトラックバック一覧です: 原宿の美容師さん:

« 夏休み前夜 | トップページ | MBTIを語る »