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2010-08-16

MBTIを語る

MBTI認定ユーザーとしてのシゴトがようやっと本格始動した。数ヶ月前に合格通知は受け取っていたものの、本業の立て込み具合がなかなかおさまらず、しばらく手つかず状態できてしまっていた。そこでちょっと一呼吸したタイミングで腰をあげて、受検者のフィードバック用のスライドをまとめながら知識の再構築をした。これが大変に勉強になった。

やっぱり書くでも話すでもアウトプットすると、その試行錯誤過程で濃厚なインプットが得られる。というか、自分の理解がいかにあいまいなものだったかを思い知らされた。何かを理解するなんて、ずっとその繰り返しなんだろうけど。純粋なインプット作業だけでは、自分で使えるものとして実は全然インプットされていないものだなぁと、アウトプットする度に実感する。

専門家としてMBTIを解説し、演習をファシリテートする腕力を磨き上げるにはまだまだ経験と訓練が必要だけど、とにかく自分の中で認定ユーザーとしての本当の第一歩が踏み出せたなという感覚を得た、のが今日だった。ここ数週間で下準備をして、今日スタートを切ったという感じ。

以前このブログでMBTIについて書いたとき、それを読んだ友人が詳しく話を聴きたいと連絡をとってきてくれたので、今日その友人の同僚さんも一緒に3人で会って、MBTIというのがどんなもので、どんなふうに他の心理検査と異なり、どういうふうに役立てることができるのかといった話をしてきた。

13時になんだかおしゃれなカフェで落ち合って、ほぼその話に終始してお店を出てきたのが16時過ぎ。3時間くらい話をしていたことになる。普段3人以上が集まったしゃべり場ではメインの話し手になることが少なく(ときどき猛烈にしゃべるけど)、だいたい全体のうち1~3割くらいのしゃべり時間に留まるのだけど、今日は7割くらい自分がしゃべっていた気がする。とにかくよくしゃべった。

扱っているのが「人の心のはたらき」とかいう濃厚なテーマなので、話す側の私もだけど、聴いている側の2人も途中「汗かいてきた」と言っていた。話を聴く側もたぶん、自分の心をすごく使う。私の説明能力の問題もあるだろうけど…、さすがに心のことを話していると心も無関心ではいられないようで、耳をダンボにして聴いているんだろう。

で、やっぱりこれはしっかりシゴトとしてやっていきたいテーマだな、と今日改めて思った。MBTIを通じて、だからできること、これまではなかなか実際的に手をつけられなかった領域のサポートができる気がする。ここ数年は本業に明け暮れていて、最近はほとんど法人向けの仕事をしている。それはそれで有意義だから本業はそこでいいのだけど、それがおろそかにならない範囲で、本業と別に個人のキャリア支援も続けていけたらいいなと思う。1対1で向き合うからこそできるサポートの領域と深さは確実にあるので、それはそれで細々とでも個人ワークとしてやっていけたらなと。

あと、MBTIを機に久しぶりにキャリアカウンセリング領域の対話を人とする機会が増えているのだけど、そういうところに入ると自分の心にものすごいドライブがかかるのがわかる。高揚する感じとも違うんだけど、人の話を聴いていると、自分のなかでいろんな洞察が働いて、いろんな関連づけが行われて、いろいろなストーリー展開が描かれて。でも、それに振り回されずに傍観している自分もいて、決めるのはあなたじゃないよ、本人だよ、と冷静に自分をみて静かに自分の舵をとっている。そのさらに根っこにあるのは、自分でも何によっていつ頃生まれたのかよくわからないけど、こういう形で社会に仕えたいのだという静かで安定した熱っぽいもの。

うまく表現できないのでなにかへんてこな言い回しだけど、これまわりのこと以外は本当に感度が低かったり無関心だったりなので、自分の特質みたいなのを、うまく社会に役立てていけるといいなと思う。資質がありそうなところをきちんと磨いて鍛えて、より高い専門性と志と倫理観をもって仕えていけたらと思う。職場ではたいてい「hysさんは常に淡々と仕事をしている」と言われるのですが、実は静かに熱っぽいのです、えぇ。

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