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2010-04-29

真実を知るタイミング

村上春樹の「1Q84」BOOK3が出たというので読みたいなぁと思っているのだけど、はてどういうお話だったか全然あらすじが出てこない。私は自分でも恐ろしくなるほど、読んだ本や観た映画のストーリーを忘れてしまうというか、はなから覚えていない…ので、さて困った。

とか思いながら、とりあえず手元にあるBOOK2をぱらぱらめくっていたとき目にとまった一節。

真実を知ることのみが、人に正しい力を与えてくれる。それがたとえどのような真実であれ。

私の思想は村上春樹さんのそれとものすごく近しいところがあって、こういう一節には自然目がとまり共鳴してしまう。とともに、今回は全然別方向から、ある話が思い出された。

トリプルセブン・インタラクティブの福田敏也さんがブログに書かれていた「いじめに気づいた」という話。「イジメられてたんだよなあ、きっと。」と、50歳になって初めて、中学時代の自分に対するいじめに気づいたことを書いている。これはすごく印象に残った。

その当時は、
自分が虐められているっていう意識はまったくなく
楽しくひょうひょうと生きていた。
明るく元気に学校に行ってた。

中学生の福田少年は、彼の認識世界のなかで、いじめられていない人間としてその時間を生きていた。人は、「自分が認識する世界のなかでしか生きられない」し、「自分の認識次第で、どんな世界にも生きられる」のだということを象徴する話だと思った。

その時代に
イジメだと気づかなかったことを
心から良かったと思う。

そして、50歳の福田さんは、この真実と真正面から向き合い、自分の過去として受けとめる。ブログに書けるほどにしなやかに、自分のこととして受け容れる。真実には、ものによって知るべきタイミングが存在するのだ、と思った。

冒頭の引用は、まさしく私の志向の核心をついた一節だ。ただ一方で、それが万人にとって絶対の真理ではないかもしれないって十分な余白は残しておきたいし、少なくとも真実には知るべきタイミングが存在することを肝に銘じておきたい。これは、カウンセラーには必須常識だとも思う。

そして真実を知るべきタイミングはきっと、風のような自然の力によってもたらされるものではないかと思っている。私たちはその自然の風を感受したとき、真実を取りにいけばいいんじゃないか、あるいは伝えにいけばいいんじゃないか、そんなふうに思う。耳をすませていれば、風の音は聴こえる気がする。その真実すら、結局は自分の認識世界のなかの真実に過ぎないのだけど。

2010-04-14

MBTI認定ユーザー資格

合格通知が届いた。なんだか猛烈に忙しいときに届いて、喜びをじーんと堪能できない感があるのだけど、とにもかくにも良かった!資格取得はあくまでスタート地点にすぎないのだけど、スタート地点に立てたことが嬉しい。

以前「頭と心の猛特訓」のなかで、ちょっとわけのわからない猛特訓の話を書いたのだけど、あれはMBTI認定ユーザー資格取得のためのトレーニングを受講していたのでありました。その合格通知を本日受け取って、ほっとしたというわけです。

で、MBTIって何?っていう話なのだけど、これはユングの心理学的理論をもとに開発された性格検査。米国で年間300万人、世界では年間500万人、世界的に最も活用されている性格検査の一つです。人の成長に役立てることを目的に、心理臨床やキャリアカウンセリング、リーダーシップ開発、チームビルディング、エグゼクティブ・コーチングなんかで企業でも多く採用されているもの(と、ひとまず教科書的解説)。これの何が尊いのかとか、その辺りの話はまたいずれ(ってそこ話さないと結局よくわからないままなんだけど…)。

これを扱うには、専門的な訓練を受けて審査に合格することが必要とされていて、それが受かると晴れてMBTI認定ユーザーの仲間入り。日本には900人強の有資格者がいるようなのだけど、Web界隈に根をおろして、そこで活躍する人たちのキャリア支援に仕えたい!と思っている認定ユーザーはそんなにたくさんいないと思うので、本当にそういう力として使えるようにしていきたいと思います。

とにもかくにも、なんだか本業の企業研修の仕事が日に日に増えていって、さらにまだまだ増えること必至な感じなので、その一つひとつを大切にして、着実に一歩ずつ、貢献できることの厚みをましていけたらと思っています。

2010-04-12

花吹雪とともに

なんだかあっという間に期をまたいで4月も半ば、花吹雪とともに。3月31日まで、期中にやらなきゃ仕事を抱えてえっさほいさという感じだったけど、4月に入ってしばらくは、けっこうのんびり仕事をしていた(あれこれもごもご云々は別として、時間拘束的には…という話)。今期の計画やら新しい企画やらを具体化してみたり、あれこれの整理をしたりしつつ、3末までにためた振替休日の消化なんかもして。

が、にわかに忙しくなってきた。先週は社内の営業さんがちらほら新しいお客さんの相談ごとをもってきて、あぁ今期も始まるんだなぁと身支度を整えていたのだけど、今週は明けて早々クライアントさんから立て続けに連絡が入って、前の期中に提案していたものの受注確定メール、その3分後に別のお客さんから受注確定の電話が鳴り、ちょっとした高揚感。

というわけで、にわかに「今期も本格的に始まりました」のサイン。やっぱり新しい相談ごとがやってきて提案内容を考えたり、受注確定して先々の動かし方を練ったりと、具体的な案件に関わっていると救われる。あぁ、ここにいていいのかなと、ここにいる自分の存在を許される感があって。これがないとちょっとした宙ぶらりん感。

責任というのは、それはそれでしっかりした重圧感をもって感じるのだけど、それでも実際的に人の志しに貢献できることがあるっていうのは、生きていく上ですごく救われるものなのだなぁと思う。今期もお客さんにとって、営業さんにとって、大切な人たちにとって、きちんと実のある貢献ができるように時間を重ねていけたらなぁと思う。相談ごとも多様化してきたし、私の志向もいい意味で?深さ偏重になってきたので、少しずつ形を多様化させながら、少しずつ深さを究めながらできたらいいなぁ。

そう言えば、たしかに34歳は大きな節目なのかもしれないな、と思う。今はあんまりど真ん中にいるので、落ち着いて振り返るのはもっと先でいっかと思っているけれど。

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