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2009-01-31

コラム書きました

夕方休憩中エントリー。クリエイティブ・タブロイド「withD」で月連載しているキャリアコラムを書きました。2009年第1号はそもそも「働く理由」について。テーマが壮大すぎました…。

毎度毎度苦労しているというのに、今回はまた明らかに身の丈にあっていないテーマに手を出してしまい、書き散らした膨大な文章の中からあれこれ部分をすくい上げ、がちゃがちゃ構成立ててぎゅぎゅぎゅーっと文字数削って、うぉーっと仕上げてみたら、ぬぬぬー。でもアップ。一応及第点だった。

今回で25回目。回を重ねるごと提出時の瀕死度がアップしているのはなぜだろう。とりあえず毎回、今やれるだけのことはやったのだ…とどうにか心の決着をつけて出す。で、あとはただひたすら、誰かの心に何らかが届きますように!と低い目標設定で星に願う。まぁ、引き続き頑張りますので今年もよろしくお願いします。

で、今回これを書いた動機を探っていくと、最近世の中がどうも物事をコンセプチュアルに考えすぎて先に進めなくなっていたり、仕組み化・体系化に多く(の時間・知力・体力)をとられすぎている感があってのことかと(世の中語れるほど世の中知らないので、実は肌感覚のみ)。それで本来到達すべき価値を見失っていたり、本来生みだすべき価値を取り損ねているような場面に遭遇することが結構ある。

もちろん仕組み化・体系化する頭は日常的にも必要なものだし、そういうのに集中投下すべき周期みたいなのもあると思うんだけど、そういう周期でいったら今なんてまさに真逆なんじゃないかと。第何弾だかの体制整備の時期なんてとっくに終わっていて、今は表に出ていってなんぼ、仕掛けて収穫する時期なんじゃないかと。そういう時代の変わり目に気づき損ねて、雨やんだのに傘さしっぱなしみたいな違和感がある(超個人的に)。

今は仕組み化・体系化を第一優先にできるほど悠長な時代じゃないし、いとうせいこうさんが言っていた「今はルールを作りながらゲームする時代」っていうのがすごいしっくりくる。そういうものすごい大きな時代の変わり目に生きている気がしていて、そういうところにワクワクしている向きもある。

結局バランスの問題だと思うんだけど、頭でっかちに考えすぎて身動きとれずとか、どっかの教科書にならってそれにのっとるだけってより、人間が「今」「ここで」「素手で」つかみ取れることをもっと信用して冒険してみるってやり方を、もう少し採用してもいいんじゃないかなーと。そっちのほうが得るもの大きいし、そっちのほうが楽しかったり有意義だったりするんじゃないかなーと。そういう人間の潜在能力って使わないと退化すると思うし。相当暴れん坊将軍な文章になりましたが、そんなことを思う今日この頃です。

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コメント

まりさんのテーマはなぜにいつもこう、私の考えていることとドンピシャなのだろう、、と怖くなるほどです。

まさに今、、というかここ最近私が考えていたことでした。。自分は何のために働いているのか。。

本当はこのテーマで自分もブログを書こうと思ったこともあったのですが、おそらく今の自分が書くとかなりのヘタレ満載になるし、会社の関係者見たら怒るだろうし、、と思うとなかなか書く勇気もなく。。
私はもし働かなくて済むような身分、経済事情だったら仕事辞める!と思っているのですが、それでもたぶん(報酬が金銭ではないとしても)何らかの形で気持ちの満足度の見返りがある、社会とのつながりを自然に求めてしまうだろうと思いました。
そう考えると、結局自分の望みは「今みたいな働き方はしたくないけど、何らかの仕事を少しはしていたい」という非常に都合のいいものだと気付かされます。
人はきっと、一生遊べるお金が手に入ったとしても、社会から離れて遊び続けているうちに、どこかで空虚な気持ちに襲われるのかもしれません。。
て、いつもながらコメントが全然まとまっていなくて申し訳ない。。!

ベルさん、コメントありがとうございます。今回のはほんと概念的に寄り過ぎた反省があって、このコラムに価値はあるのだろうかと悩ましく思っていたので、こんなふうに感じたことを伝えていただけると、ほんと救われます。

誰しもきっと、今の仕事を続けることに疑問符をうつ機会ってあると思うんですよね。でもその時に「今の仕事」「仕事そのもの」「報酬なしの仕事ひっくるめた仕事」をまるめて捉えてしまうと、「今の仕事を辞めたい」と思ったときに「もう社会と関わりたくないんだ、自分は」まで考えてしまいかねない怖さがある。特に弱っているときは。。

でも「仕事」ってものすごく広義なものだし、ものすごく意義深いものだし、基本的に人は広義で捉えた仕事をしたい生き物だと思うんです。だから、そういう自分が本来もっている奥行き感に気づいていくような機会をコラムを通じて届けたいって思いがあったんだと思います。

とここにこう書いていて自分で理解しました…。そういう気づきの機会をベルさんにはいつもいただいていて、本当にありがたいなーってしみじみ思います。

次のお題は、キャリアのPRの仕方とされ方とかやってほしいです。
最近、人財募集で面接するけど、PRが下手な人が多い。
その原因は、面接官にもあるのかな?とも思ったり。なんか、面接って、受けるほうもやるほうも形式にとらわれすぎている感じがします。特にエンジニア職は。
職務経歴書と何の言語が得意か聞いてだいたい決めてしまうとか。
ほかにも、どれだけ新しいことを飲み込める頭がありそうだとか、コミュニケーションがしっかりとれるとか、責任感があるかどうかとか見たいことはいっぱいあるはずなのに。

yasuさん、ありがとうございます。この辺の課題はwithDの読者層である職域全般でよくきかれることですし、ぜひ取り上げてみたいと思います。

面接って本当に難しいですよね。どちらの立場でも。初対面の相手と向き合って、短時間にその人となりを浮き彫りにしていかないといけないわけで。質問力もいるし、回答力もいるし、これというものが出てきたらそれを捉えて掘り下げるような瞬発力も双方に求められると思います。

でもどれだけ段取りして臨むかでだいぶ変わると思うので、その辺に言及できるといいかなー。ちょっと考えてみます。

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