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2008-10-22

運命のすれちがい

ある日の昼下がり、渋谷のマークシティを歩いていたら、見知らぬ人に声をかけられた。すごく丁寧にお話しされるので、それに受け答えしているうち10分近い立ち話となった。

名刺をいただいて一通り用件をうかがったところ、某大手の保険会社で、中途社員のリクルーティングみたいな仕事をしている女性だった。募集をかけて集まる人ではなかなか採用に至らず、街中でキャリアがありそうだなぁと思う人を見かけると、時々声をかけたりしているとのこと。まぁ実際は、きっとそれ目的で街中を歩いているんだろう、大変なお仕事だなぁと思いながら話を聞いていた。

ちなみにその時は夏真っ盛りで、私は真っ白いTシャツ一枚(上)だった。お昼休み中で、歩き方もものすっごいのらーりふらーりだった。だから、そんな敷居高くない…。あとは持ち主を凌駕するごっついデカカバンの威力とみた。

ともあれ、そんなわけで彼女は「保険とか営業とかは未経験なんだけど、別のキャリアを積み上げてきている営業マネージャー候補」な女性に、ぜひうちの仕事をもっと知ってもらって興味があったら…みたいな目的で声をかけてこられたようで、「今度メールをお送りするので、そこで断ってくれてもいいので」みたいな話でその場は終わった。

で、私は個人的に、そっちのほうの仕事に転向する気がまったくなかったので(それはその時にも言っておいたんだけど)、その会社の他の方からメールをいただいた時にその旨を返信して、それでその話は完全に終わっていた。という何気ない日常の1ページだったのだけど。

その女性に今日地元で声をかけられた。なんという運命的な出来事。彼女もまたどんだけ守備範囲広いんだか。そしてまた、この「運命的」度数めちゃめちゃ高そうな現実を目の前にして、運命も縁もまったく感じられない私の興味のからっきしなさ。なんという運命のすれちがいでしょうか。彼女にしても私にしても、「もっと意味のあるところに運命をあててください!」と見えざる手に懇願せざるをえない。

その女性には、私はあなたに以前マークシティで声をかけていただいて、その時こうこうこういう話になって、こういう話に落ち着きましたという話をして、今回はあっさり終了。そんなこと言われたらバツ悪いよなぁとは思ったけど、何も言わずまた同じ話を10分繰り返してもお互い有意義でないのは明白だったし…。で、「そうでしたか、私も前にお声がけしたことある方かなぁとも思ったんですけど…」という、逆の立場だったら私は絶対覚えてません!という話を笑顔で受け止めて終了。まぁ、そんなこともあったりする人生は奥深い。

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コメント

縁なんて信じてはいけないのだろうか。。。。
ああ。。。。。。

そういえば
少し違うんだけど、私はほぼ毎日、会社帰りは道玄坂を渋谷駅まで歩いておりまして、夏はまあ、おかしな人にたくさん声をかけられるのだけれども(冬はぜんぜんない)ワンピースを着ていたり、前髪をおろしていたあり、ピンクっぽい格好をしていると必ずといっていいほど声をかけてくる、風俗、AV系スカウトの男性がいた。。。
何度かは日本語がわからないふりをし、
何度かは断り、
何度かは無視をしてみた。
いったい「声をかける仕事」の人は、同じ人に何度声をかけるつもりなのか??と思ったなあ。。。
ちなみにカレ好みでない服装のときはちらりとみられるくらいです
あ、、、顔みてないのか。

reisちゃん、久しぶりー。コメントありがとう。
私は「なんて素晴らしい縁なんだー」と幸せでほくほくすることもあれば、今日みたいなのもある…、ので、信じたい縁は信じて、まいっかな縁はまいっかということにすればいいんだと思ってます。。(笑)

reisちゃんは同姓異性を問わず目を奪われますよ。歩くの大変そうだ…。それにしても「日本語がわからないふりをした」ってのは面白い。reisちゃんだと確かにそれもいけそうだわ。

でも確かに格好は大いに影響するよね。私も若いときにスカートからパンツスタイルに移行したら繁華街がすごい歩きやすくなった思い出があります。顔じゃないんだよな、髪が長くてスカートはいてりゃいいんだろ…と思った若かりし日の記憶。(笑)

運命の出会い、、面白く拝見させていただきました。その女性の守備範囲の広さ、、そして毎日毎日、どれだけの人たちにそうやって声をかけていることか・・。
私はそういうキャッチセールス(じゃないや、この場合はハンティングですね)みたいな仕事が自分にはもっとも適性がないと思っており、初対面の人に話しかけてものを売ったり自分の仕事に添って話を聞いてもらうという仕事は非常にしんどいだろうと思います。

ところで渋谷は私も20代前半くらいまでは、まっすぐに109にたどり着けないくらい、うっとうしいキャッチのお兄さんをかき分けていきましたが、ある年代から切ないくらいピタっと、そういうお兄さんから見向きもされなくなりますね。
そして次に声をかけられるようになるのは、何か宗教系か化粧品アンケートのお姉さんになりました。

声をかける側もあれこれターゲットを定めてかけるわけですから、まりさんはまさにその運命のお相手の方のターゲットとしてぴったりだったのでしょうね。

それにしても「前にも声をかけられた」というのは、まりさんの場合は事実だけど、次回から断る手段として使うのもいいかも、、と思ってしまった私でした。

すごいですよねぇ、この女性。私もベルさんと同じ適性と思われ、逆にこっち系には適性がないと思っているので、こりゃ大変なお仕事だなぁと思ってしまいます。

私も渋谷のお兄さんがたにはすっかり相手にされなくなりました(いや、若い頃から相手にされてなかった気も…)。今など私が歩くところは男性客をつかまえたい男性たちがわんさかいるところなので、そもそも性別からして対象外です。なので治安悪そうでいて実はとても安全です。私も今声かけられるっていうと、保険やのおばさまとか、道に迷った外国人とかが多いですねぇ。

断る手段として使うっていうのは、なるほど。そういう使い道もありますね。でも私はたぶん瞬時にそんな頭がまわらないと思います…。

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