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2007-09-23

サラリーマンする理由

今週は月曜に来期の内示を上司から受け、うっひゃーと思いつつもそうゆっくりそのことに想いをはせる余裕もなくわたわた仕事しているうち、あっという間に金曜を迎えて来期の組織体制やらなんやらが社内で公表された。

このタイミングで組織が大きく変わるだろうことは予想していたし、その体制の組み直し方も今抱えている課題の根っこを考えれば大方検討はついていたんだけど、自分の仕事領域がこんなにがらっと変わるとは予想しておらず、まぁその他いろいろあって正直驚いた。

で、どうするかって、とりあえず頑張ってみるかという風任せな心境にある。入社以来おもに担ってきた仕事の枠組みからは明らかに抜け出たところに期待され る役割がありそうなのだけど、2年半ここで仕事する過程で、私がこの職でサポートしたい対象も枠を広げてきた感があるし。来期の任務が広く今 の私がサポートしたい対象に向けられたものとあれば、メイン対象となる人や、仕事領域・環境、仕事で使うスキル特性が大きく変化しようとも淡々と 受け入れて、チャレンジしてみるのも楽しいかなぁと、今はそんなふうに思っている。

あっぱれ、この楽観主義者!とも思うんだけど、実は私がサラリーマンをやっている理由の一つはそこにある(他に3つくらい横並びにあるんだけど)。自らは 絶対そっちの方には手を出さないよなぁという仕事をとりあえずふってきたからとやってみると、自分には想像しえなかった新たな自分の方向性を見出せたり、新しいスキルを獲得できたりする(もちろんやっぱり苦手だとしょげることもあるけど)。人によっては、それはサラリーマンという働き方を選ばずとも容易 に越えられる壁だったりすると思うんだけど、私は生来臆病者なのでそういうのはあっちからやってくる“環境づくり”をしておくのが得策なのだ。

何が有意義な遊びの範疇で、何はその外にあるのかは都度自分に尋ねて判断する必要があるんだけど、ともあれ一定の遊びというのは大切だと思っていて、私は こうでなければいやだって全部がんじがらめにして、自分が想定できる範囲での経験しか積まず、想定内の成長しか見込めないのは惜しいなぁと思っちゃうの で、自分がまだ見えていないものに気づくための網をはっておきたい。臆病者のくせに欲深いんだろうか……。

あまり良い喩えが思いつかなかったんだけど、会社には、自分が仕事として中期的にやっていきたいことの場と機会の提供を求めていて、それを「枝」とすれ ば、長期的にやっていきたい「幹」なるところは自身で場を与えて育み、機をみて「枝」を揺さぶる。「幹」と「枝」まで自分が伸びたい方向に伸びるための環境を自分でコントロー ルしておいたら、あと葉っぱのあれこれは風任せにゆらゆらさせて柔軟に受け入れて頑張るっていうのがちょうどいいんじゃないかと思っている。

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コメント

はじめまして
サラリーマンです。

最近自分の立場に疑問を感じてネットをうろうろしててたどり着きました

素敵な考えをお持ちですね
参考になりました

サラリーマンさん
はじめまして。すこしでも参考になるところがあったなら嬉しいかぎりです。そしてコメントを残してくださったことにも感謝です。

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