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2006-07-30

2006 ADC展

昨日の晩餐は新橋だったので、少し早めに家を出てギンザ・グラフィック・ギャラリーに立ち寄った。ぎりぎり昨日まで2006 ADC展が催されていたのだ。

主催者の言葉をかりると「2005年5月から2006年4月までの一年間に発表されたポスター、新聞広告、雑誌広告、エディトリアル、CI、マーク&ロゴ、TV‐CFと多様な分野からの約10,000点を超える応募作品の中から選ばれたグラフィック、広告作品の最高峰」がADC賞、その展示会である。

私はテレビも持っていないし新聞もとっていない、読んでいる雑誌も限られているので、ほとんどが初めてみる広告で、ちょっと人と違う観点でも見ごたえがあったりする(あまりえばれることじゃない)。

私はたぶん、アートよりデザインのほうが好きで、コミュニケーションを目指す広告表現、とりわけコピーに個人的興味が向く。要は、いつでも「人」に興味の主軸があり、絵的なものに近づけば近づくほどわけがわからなくなる、といったところ(つまり美的センスがない)。

ただ、絵的なものを表現する「人」への関心は強いわけで、そういう人たちに敬意を払うからこそ、彼らへのキャリア支援を仕事にしている。だから、クリエイターさんの目をもっていろんな人の作品世界を深追いしていくことはできないけれど、私は私で創り手の“気持ち”に深く入っていける感受性みたいなものを磨いていきたいなぁと思っている。また、それを受け入れて十分な器を自分の中に育んでいきたい。

ものづくりする人の強く危うい意志だとか、何かに向かっていく姿勢とか、もののとらえ方とか思考・感受の仕方だとか、生みの苦しみを乗り越えるときの試行錯誤や気持ちのありようだとか、仕事としてそれをするときに起こる葛藤だとか。いわゆる「作品」に限らず、人のアウトプットに触れるときには、そういうアプローチでみることが多くなった。

今年の夏休みの自由研究(昨年はロンドン一人旅)はこの辺をテーマに考えたいなぁと思う。漠然としているけれど、作品の向こうに人をみる感じで、何かを吸収して仕事に還元していければ嬉しい。

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