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2006-06-26

空にみとれた

久しぶり、空にみとれた。今日見上げた夕空はなんだかとても色っぽかった。

日中社内を歩いていて、ふと危機感を感じた。この状態ってものすごくまずいかも、と。なんだか眉間にしわが寄っているような、顔が硬直したままのような、ものすごく狭いところで一人思考の井戸にはまりこんでしまっているような、外界が全然見えていないような、外界に全然生きていないような……。集中しなきゃいけないのはそうなんだけど、どうも人として何かを失いかけているんじゃないかという気がして。

それで18時過ぎに、とりあえず会社を出てみた。明日までにやらないといけない仕事があるので結局持ち帰りなんだけど、とりあえず出るだけ出ておくのがいいんじゃないかという気がして、明るいうちに会社を後にした。それで、こりゃすごい、と空を仰いだ。今の季節って、やろうと思えば空が明るいうちに帰れるんだ。そして、頭上に広がる空のなんと美しいことよー(半泣き)。

季節感を感じながら生きていくというのは、実はとても大切なことなんじゃないだろうか、と思う。空はいつだって、昼と夜のあいだ、季節と季節のあいだで、少しずつ、ときに劇的に表情を変えながら、頭の上に浮かび続けている。いつだって、一生に一度、そのときだけしか見せない顔をして浮かび続けている。なのに、しばらくその色っぽさにみとれることがなかったのは、私の感受性に原因があったんだろう、な。

今日、色っぽい空が見られて、良かった。本当に。まだ大丈夫、かろうじて。

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