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2006-01-10

風邪ひきました

連休中に風邪をひいてしまった。これはきたなぁと思って、ぞくぞくする背中をしょいながら買い出しに出かける私。ひどくなる前に食料やら水やら薬やら、ついでに本も、一通り買い込んでおかないと、一人暮らしの身の上では後でどうなるかわからない。

喉が痛み出し、頭がふらふらし、熱もぐんぐん上がる。38度を超えたところでひと段落。とりあえず連休中、家の中……というか布団の中に縮こまって過ごした。サトウ製薬のストナのイブプロフェンに励まされながら。

寝たり起きたりを繰り返し、目が覚めると、沖仲仕の哲学者として知られる(といいながら、私はこの連休まで知らなかったのだけど)エリック・ホッファー氏の自伝「エリック・ホッファー自伝 構想された真実」を読んだ。読んだり寝たりを繰り返していたら、私にしては珍しく一日で本を読了した。この本には我が家にテレビを置いていない理由が一言で書いてあった。「私は概して堕落しやすく、そうであるからこそ誘惑を避けることを学ばねばならなかった」と。

ちなみにエリック・ホッファー氏とは、7歳のとき失明、15歳のとき突然視力が回復、18歳で天涯孤独となり、28歳で自殺未遂、その後季節労働者を10年、港湾労働者を26年。正規の学校教育を一切受けていないながらカリフォルニア大学バークレー校で政治学を講じ、社会の最底辺に身をおきながら、読書と思索を続けて独自の思想を築き上げた人物として知られている。編集工学研究所所長の松岡正剛氏がつづる「千夜千冊」もあわせてどうぞ。

閑話休題。「本一冊読めるぐらいなら仕事しなさいよ!」って向こう側にいる私がうるさく叫ぶのですが、「それがなかなか、できないんですよねぇ」とこっち側の私がすまなそうな顔して頭をかく。その間に立っている私は、「まぁまぁ、明日から頑張りますよ、ね」と間を取り持つ。だから、明日から頑張ります。

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